そこで今回は、祖父母やパパ、ママのパターン別に、子どもの写真を見せるための簡単便利な5つの方法と便利なサービスをご紹介したいと思います。
1 アナログ祖父母には『フォトブック』を活用!……P1
2 パソコン上級者の祖父母には『写真共有サイト』!
3 インターネット環境がある祖父母なら デジタルフォトフレームを使う!……P2
4 誰でももらって嬉しい! 手作りアルバムを作る!
5 パソコン上級者のパパ・ママなら 写真を集めて動画を作る!
パターン1 アナログ祖父母には『フォトブック』を活用!
パソコンやスマートフォンを使いこなせない“アナログ祖父母”に対しては、写真をプリントアウトして渡す方法が一番ですが、デジタルカメラで撮影した写真をプリントアウトするのは意外と面倒なものです。そこで活用したいのが『フォトブック』です。『フォトブック』も、最近はさまざまなパターンのものが登場していますが、子どもの成長記録をページをめくりながら楽しみたいという方にオススメなのが、ナカバヤシ株式会社の『フォトバインダー』です。一般的なフォトブックの場合、写真を追加する場合は新たにもう一冊作るしかありませんでしたが、フォトバインダーの場合、台紙を後から追加・差し替えが可能なほか、従来のアルバムのようにプリントした写真を台紙に貼ったものを追加することも可能なため、パパ・ママが撮影した写真はフォトブック形式でフォトバインダーに納めて渡し、同じ場面で祖父母自らが撮影した写真はプリントアウトして同じアルバムに追加するといったことも手軽にできます。
運動会や入園、卒園といったように、まとまった数の写真を撮影することが多い行事類はそれだけでフォトブックを一冊作り、日々の成長を追った写真はフォトバインダーにして楽しむといった使いわけもオススメです。
フォトブックならパパ・ママ、祖父母両方が手間いらず!
■『フォトバインダー』: http://www.fueru.jp/
パターン2 パソコン上級者の祖父母には『写真共有サイト』!
もし、パソコンをある程度使いこなすことが可能な祖父母であれば、一番手軽に写真を共有できるのが、インターネット上の写真共有サイトを使う方法です。最近は多様な写真共有サイトが存在していますが、Googleアカウントを持っているユーザーであれば、Google+を活用している人も多いのではないでしょうか? フィルムからデジタルカメラに移行して大きく変わった点に、写真を撮る枚数があります。フィルム代を気にせず何枚でも撮影できますし、たとえカメラを持っていなくても、スマートフォンなどでいつでもどこでも気軽に撮影できるため、子どものかわいい表情などを追っているとついつい枚数が多くなってしまいがち。しかしいざ、整理して写真を祖父母に見てもらおうとすると、数多くの写真の中からいちいち選別するのはかなり面倒な作業です。
その点、Google+であれば、パソコンからも、iphoneやipadなどからも「運動会」「夏の家族旅行」といったようにカテゴリーに分けて気軽に写真を取り込むことができるほか、2048×2048 ピクセル以内であれば、容量無制限でアップロードできるので、大切な写真のバックアップという点でも優れもの。また、公開設定範囲を設定できるので、一度アップしてしまえば、ママとパパ、両方の祖父母に平等に写真を見せるために2枚ずつプリントしたり、アルバムを作る手間もいりません。同様のサービスには、コメント機能や検索機能などもあるPHOTOGETといったサービスもあります。
Picasaのアルバム画面
■PHOTOGET:https://photoget.jp/
また、もっと気軽に日々の写真を見せてあげたいという場合には、お互いにFacebookやInstagramのアカウントをとって、友だちやフォロワー関係になっておくのも一つの方法です。そうすれば祖父母が孫の写真を見ることができるだけではなく、孫が祖父母の日常の写真を見て、コメントなどで会話を楽しむこともできます。