本丸御殿の復元も進む、金鯱の名古屋城

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今回の行き先は【愛知】
本丸御殿の復元も進む、金鯱の名古屋城

「尾張名古屋は城で持つ」と歌われた名古屋城は、まさに名古屋のランドマークの一つ。

尾張徳川家の拠点であり、金の鯱(しゃちほこ)が屋根に載る城として知られている名古屋城ですが、新たに本丸御殿が復元されつつあり、さらに魅力を増しています。

今回はきらびやかな本丸御殿と金の鯱がまぶしい名古屋城をご紹介します。

 

400年を超える歴史を持つ名古屋城

名古屋城(1)/天守閣・大天守

名古屋城天守閣・大天守(2014年1月撮影)

名古屋城Yahoo! 地図情報)は、名古屋市内の中心部で多くの緑に囲まれた中に立ち、ずっと昔から名古屋のランドマークとして親しまれています。

周囲を緑に包まれている名古屋城

周囲を緑に包まれている名古屋城(2000年10月撮影)

戦国時代の最中、今川氏により造られた那古野(なごや)城が前身で、織田信長の父、信秀が今川氏から城を奪って織田家の拠点としました。

その後、信長の代になると清洲城に拠点を移したため、暫くして一旦廃城となりましたが、関ヶ原の合戦の後、江戸幕府を開いた徳川家康により改めてこの地に名古屋城が造られました。

城の普請には西日本を中心に各地から多くの大名が参加しました。石垣造りの名手・加藤清正が築いた美しいカーブを描く石垣の上に大天守と小天守が並ぶ巨大な城が完成したのは1612年。徳川家康が城を築くと決めてからわずか2年強で完成しています。

徳川御三家の一つ、尾張徳川家の居城として使われた名古屋城は、江戸時代から明治時代への移り変わりや廃城令の危機を乗り越えてきたのですが、第二次世界大戦の空襲を受けて天守閣などの主な建物を焼失してしまいました。

しかし戦後の復興が進む中で城再建への要望が強まり、1959年にコンクリート造りでの五層七階の天守閣が無事復元され、再び名古屋を代表する名所の一つとして、日々多くの方が訪れています。

 

金の鯱が屋根に輝く名古屋城

名古屋城(2)/大天守の上にきらめく金の鯱

大天守の上にきらめく金の鯱(2014年1月撮影)

名古屋城と聞いて、誰しもイメージするのが金の鯱(しゃちほこ)ですね。

遠くから見ても緑色の屋根の上に乗る金色の鯱は本当に良く目立ちます。一説によると火除けの意味が込められていると言われています。

 

名古屋城(3)/金の鯱の実物大レプリカ

名古屋城天守閣の中に展示されている金の鯱のレプリカ。意外に大きいことに驚きます(2014年1月撮影)

遠くから見ていると大きさの感覚が掴みにくいですが、名古屋城天守閣の中には実物大の金の鯱のレプリカ(複製)が展示されていて、その大きさに改めて驚きます。

ここは記念撮影スポットの一つとして、いつも多くの人が金の鯱を囲んでいますね。

 

天守閣からの眺めも素晴らしい

名古屋城(4)/天守閣から伊吹山を眺める

名古屋城天守閣から伊吹山を眺める(2014年1月撮影)

コンクリート造りで復元された名古屋城天守閣は外見からはわかりませんが、中に入るとクラシックなエレベーターがあり、5階まで上がれます。天守閣最上階である7階までは階段利用になります。

 

名古屋城(5)/天守閣からの眺め/名古屋駅方面

名古屋城天守閣から名古屋駅方面を眺める(2014年1月撮影)

7階からは眼下に緑豊かな空間が広がり、その先にはセントラルタワーズやミッドランドスクエアなど高層建築物が建ち並ぶ名古屋駅周辺などの都市の風景が望めます。

また見通しが良ければ、遠くに伊吹山や御嶽山などの山々を望むことが可能です。名古屋城で暮らした歴代の名将たちもきっと遠くの山々を望んでいたのだろうと思うと夢がふくらみますね。

下りも5階からエレベーターを利用することができますが、それぞれの階に名古屋城を取り巻く歴史に関わる資料展示が充実していますので、ゆっくり見学しながら階段で下へ降りて行くことをお薦めします。

 


続いては、復元が進められている本丸御殿を訪ねてみましょう。次ページに続きます。