全国に現存している古民家は、およそ280万棟(2013年10月の公開時情報)ほどと推定されています。しかし、古くなって次々に解体、廃棄されている古い民家も多く、その中で再生利用しようとする活動が広がっています。

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最近では若い世代が運営する、古民家活用のカフェや工房も目に付きますね。太くてがっしりした大黒柱と梁、高く広い空間が作り上げるゆったりとした空間……。

機能のみを追求したデジタルではなく、職人たちのこだわりや伝統の技といったアナログな部分に、美しさや安らぎを感じてしまうのでしょう。

そして田舎暮しに憧れる人の場合、誰もが一度は古民家を再生して暮してみたいと思いめぐらすはずです。その土地の風景や歴史にピッタリ合った佇まいの魅力。そして、消滅しつつある歴史のある家を救う、環境保護活動でもあるともいえますね。

それでは、どうすれば古民家に出会えるのか? どうやれば古民家を再生できるのか?下記にてご紹介いたします。

まずは古民家物件をリサーチする

古民家を「譲りたい」+「譲り受けたい」という人の、縁結びの役割を果たすたシステム。「日本の民家を次代へ引き継ぐ」をコンセプトに、古民家再生に取組む全国組織が頼りになります。

登録民家の概要のほか、図面と写真などが入った「民家バンク詳細情報」を用意。登録民家を見学したい場合は、所有者の了解のもと原則として協会の調査担当者が同行してくれます。

住宅・不動産購入をサポートする情報サイト「SUUMO」の、古民家風物件を紹介サイト。チェックした複数の物件を、まとめて資料請求が可能です。

またSUUMOは、以下のような古民家の探し方も提案。参考になります。

移住先で暮らしながら探す…移住先で賃貸住宅を拠点にして、住民からの口コミや地元不動産会社から情報を収集。

インターネットで探す…全国規模で古民家物件情報を提供する、専門サイトで広域に収集。

専門誌で探す…田舎暮らしをテーマにした専門誌の掲載情報から収集。



現地で・移築して・部分だけ…再生工事のスタイルを決める

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  • 古民家が建っている現地で再生
建物の傷み具合や間取りによって、工事の中身が大きく変わります。しかし構造や柱、基礎がしっかりしているなら、部分解体して補修するだけで費用はかなり安くなるケースも。

  • 解体後に別の場所に移して再生
古民家を全解体した建物の構造体のほとんど使い、かつ場所を移し建て直すというもの。解体、運搬、基礎工事費用がかかり、さらに建築確認申請といった手続きも必要になります。

  • 新築の一部や古材利用で部分再生
移築再生の一つで、古民家の部屋単位で新築建物に組み入れたり、解体された古民家の柱や梁を新築の部材として活用して再生。


古民家再生のプロフェッショナルを探す

再生費用は地域によって材料費も手間賃・経費も異なるため、全国一律の平均的な価格は算定できません。重要なのは施工主(つまり、古民家暮らしを実現したいあなた)の、古民家にかける情熱のみ。だから、古民家の素晴らしさをトコトン理解した業者に頼むべし。

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上記JMRAのコンセプトや民家バンクの利用法等について講習を受け、登録されている専門家です。「民家バンク」に登録する提供民家の基本調査や民家再生相談、民家再生の設計・施工を受注します。

大手企業ではなく、地域の工務店・材木店だからこそ可能な家作りを提唱。より多くの良い住宅を「未来の子どもたちの為に」をスローガンに、(財)職業技能振興会認定資格 伝統資財施工士を有する認定店が集まっています。



*最後に、美しい古民家再生の写真ギャラリーをご紹介。田舎暮らし実現への夢を広げてください。


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。