前回の記事に引き続き、岩手県紫波町(しわちょう)の「オガールエリア」についてご紹介していきましょう。このエリアには、2年間でなんと町の人口の34倍以上にあたる、117万人以上の人が訪れる複合施設「オガールプラザ」があります。
 

リピーター続出! 紫波町図書館

オガールプラザの中核施設であり、人気施設の一つでもあるのが紫波町(しわちょう)図書館です。隣の産直「紫波マルシェ」で、図書館にあるレシピ本の紹介もしているユニークな図書館です。 館内には心地よい音楽が流れ、飲食OKの読書コーナーもあり、オリジナルグッズも販売しているという、普通の図書館とは一味違った魅力で人気です。
紫波町図書館の館内

紫波町図書館の館内。広々とした空間に心地よい音楽が流れている

オリジナルトートバッグ

オリジナルトートバッグも販売。図書館用でなく、プライベートで使うお父さんお母さんも多いそう。図書館の文字は入っていない。1200円(税込)。

2年間のこだわりから生まれたBGM

館内に入ってすぐ「あれっ」と気がつくのが、静かに流れるBGM。これが実に心地よく、邪魔にならない音楽なんです。実はこのBGM、図書館司書のTさんの探求心から生まれました。

「カフェで本を読んでいるとき、邪魔にならないのはどんな音楽だろう?」

そう思ったTさんは、紫波町図書館のオープン前からなんと2年ほどかけて、カフェ向きのBGMを探してきました。そして、そういった曲が多く流れる有線放送のチャンネルを見つけて、図書館の中で流しているのだとか。

野村胡堂のふるさとで、人気の企画を次々に

実は紫波町は、「銭形平次」の原作者、野村胡堂(のむら こどう)のふるさとでもあります。この紫波町図書館は、胡堂の基金を元に運営していた「胡堂文庫」の流れを汲んで作られた図書館でもあるそうです。

紫波町図書館がオープンしたのは2012年8月。これまでに、いろんな企画を行ってきました。次のページでは、紫波図書館が行っている人気企画をご紹介しましょう!