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株式投資におけるPBRの有効活用法

株式投資を行う上で様々な指標があります。その中で、基礎的な指標の一つPBRを理解し、かつ上手な活用方法を身につけましょう。

市川 雄一郎

執筆者:市川 雄一郎

証券会社・ネット証券会社ガイド

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PBR(純資産倍率)という指標を使いこなそう

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基本指標のPBRをまず理解しよう

株式投資を行う上で、様々な投資指標が出てきます。特にネット証券取引が盛んな現在、取引を行う画面では必ず出てくる指標が幾つかあります。なぜ必ず出てくるのでしょうか?それは株式投資を行う上で、大切な指標だからといえます。

今回は『PBR』という指標について見ていきたいと思います。

PBRとは、Price Book-Value Rateの略で、1株当たりの純資産に対して、株価が何倍まで買われているのかを示しており、日本語では『純資産倍率』と呼ばれます。

PBRは、株価÷1株当たりの株主資本※で計算できます。
(※1株当たりの株主資本=株主資本÷発行済み株式)


例えば、純資産が500億円、発行済み株式数が5000万株の会社があるとします。1株当たりの純資産は500億円÷5000万株=1000円となるとで、市場でこの価格よりも高い株価の場合は市場の評価が高いということになり、逆に株価が低い場合は市場の評価が低いということになります。

例えば、この会社の株式が800円だった場合、PBRは800円(株価)÷1000円(1株当たりの株主資本)=0.8%となります。

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