ケニア/ケニアの基礎情報

ケニアでの旅の服装

ケニアに四季は無く、年間を通して気温差はあまりありません。とはいえ昼と夜との温度差が大きく、1日にふたつの季節を体感できるほどで、服装も2シーズン分必要です。

執筆者:武田 ちょっこ

アフリカは暑くない!

zebra

2~3月は動物の出産、子育てシーズン。草原が草食獣の赤ちゃんであふれます

年間を通して温度差があまり無いケニアですが、1日のうちにふたつの季節が味わえるほど、日中と日が沈んでからの温度に差があります。

1年のうちで最も暑いのは、日本が寒い2~3月。それでも最高気温は26度ぐらいまでしか上がりません。最低気温は12度ほどです。赤道が近く陽射しが強いため、炎天下にいると暑く感じられますが、標高が高いサバンナはとてもさわやか。風が吹くと涼しく感じるほどです。さらに陽が落ちると冷え込むので、重ね着ができるようにしておくのがベストでしょう。上着も必須です。

比較的気温が高い10月から4月頃までは、昼間は半袖のシャツ1枚でOKですが、陽が沈めばやはり上着が必要な寒さになります。

ケニアが一番寒いのは、日本が夏の頃

sunset

日が沈むと気温はぐんと落ち、太陽熱の偉大さを感じます

1年のうちで最も気温が下がるのは8月。日中でも21度ぐらいまでしか上がらず、陽が沈むと寒いぐらいです。明け方になると10度まで冷え込み、これは東京でいうなら11月の平均気温。一方で最高気温の21度は、東京の6月。初夏と晩秋の両方の季節が1日のうちにやってくるようなものです。

この時期は日中の炎天下でも薄手の長袖でちょうど良いぐらいです。暑がりなら半袖もありですが、日がかげると「涼しい」程度から「少々寒い」と感じることすらあります。やはり重ね着ができるようにして、ジャケットは厚手のものを持って行くと良いでしょう。

雨季のケニア旅行、雨具の準備

raincolumn

地平線に雨の柱が迫ってくるのが見られる大雨季。ゲリラ豪雨のような激しい雨の中に入ると、会話もできないほどの雨音に襲われます

4~6月は大雨季、10~12月中旬は小雨季にあたります。

雨季とはいえ、旅行中はサファリカーの中やロッジで過ごす時間が多く、町を歩く時間がほとんどないケニア旅行では、傘を持っていく必要はありません。レインコートがあると便利ですが、撥水タイプのジャケットでも十分です。

雨に濡れる可能性があるのは、車を降りてからロッジまでの数歩、またはロッジの食堂から個室への移動ぐらいですが、ロッジの各部屋には傘が置いてあるので問題ありません。部屋に傘がない場合でも、必要であればロッジのスタッフが傘をさして部屋まで送り届けてくれるので、気軽にお願いしましょう。
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