浜松の養鰻場直営、鰻和食料理店
銀座三笠会館お隣のビルの地下、階段を降り店内に入ると左側にはガラス張りのオープンキッチン。このキッチンを囲むようにカウンター席がある、ガラス張りのオープンキッチンは、あの鰻屋独特の焼の匂いがしないのは残念に思う人もいるかもしれないが、職人さんの仕事が見えるライブ感を大切にしながら、場所柄和服のお客様も多いので衣服へ匂いがつかないようにとの配慮なのだそうだ。浜名湖産うなぎを復活させたいという思いから4年前に養鰻場を開始し試行錯誤を重ね2012年6月に養鰻場直営の鰻和食割烹「鰻菜詩」を銀座にオープン、浜松にも直営店舗を持つ。店名の「鰻菜詩」(うなしー)は、社長さんがLUNA SEAが大好きだからということからつけられたのだそうだ。和食メニューやワインも豊富
メニューには鰻懐石コースをはじめ、鰻重・肝焼き・うざく、そして鰻料理に加えて静岡産の野菜や浜松産豚肉を使った料理や和食メニュー、ワインの取り揃えが豊富だ。うなぎに合うワインリストがあり、ワインやシャンパンで鰻と和食を楽しんでいただきたいとのこと。炭火鰻肝焼き(720円)小振りで柔らかく、苦みがなく甘めのタレでいただく。女性でも食べやすいかもしれない。西京焼(2060円)懐石料理が得意な料理人のオリジナル、西京味噌の程よい甘さと炭焼きの香ばしさ、そして鰻の旨味がバランス良く生かされた鰻料理。鰻の新しい食べ方を提案してくれる。
ちょっとずつ楽しむ「鰻菜詩小丼」
鰻蒲焼、鰻とろろ、鰻茶漬けの三種類の味をちょっとずついただける「鰻菜詩小丼」(2580円)。そう、ちょっとずついろいろ味わいたいんですよ。皮めのパリッとした蒲焼は甘めのタレで焼き上げてある。鰻ととろろも合うんです。そして、ひつまぶしのシメのようにいただく鰻茶漬け。贅沢にも刻み蒲焼に出し汁をかけていただきます。いいとこどりの鰻小丼だ。白焼きと蒲焼を同時に楽しむ「鰻菜詩重」
「鰻菜詩」の一番人気は、白焼きと蒲焼を同時に楽しめる贅沢な「鰻菜詩重」(3500円)。皮はカリッとよく焼いてあり、やや厚めの身はふっくらしていて程よい脂ののり、焼き目は上品。タレは甘めだが、関東向けのタレとして浜松店とはタレを替えているのだそうだ。鰻の旨味がつまった白焼きは、わさび醤油でいただく。ご飯の炊き加減もよく、量もやや少なめでお酒と一緒にいただくにもちょうど良い。炭火焼きの良い香りとともにバランスの良いお重だ。銀座のお洒落空間な和空間でいただく鰻料理、ワインやシャンパンとともにいかがでしょうか?※こちらのお店は閉店されました(追記)
■鰻菜詩GINZA
住所:東京都中央区銀座5-5-16 銀座テーラービルディングB1
営業時間:
[月~金] 11:30~15:00(L.O.14:30)、17:30~22:00(L.O.21:30)
[土日祝] 11:30~17:00(L.O.16:30)、17:30~21:30(L.O.21:00)
定休日:不定休
地図:Yahoo!地図情報