映画「ルパン三世」とは
今年8月30日に、小栗旬主演、北村龍平監督でモンキー・パンチ氏の不朽の名作を実写映画化した「ルパン三世」が公開されます。主役のルパン三世役の小栗旬、次元大介役の玉山鉄二、石川五ェ門役の綾野剛、峰不二子役の黒木メイサ、銭形幸一役の浅野忠信など豪華キャストが話題となっています。今回は、この実写版「ルパン三世」の大ヒットにより儲かりそうな桶屋銘柄をご紹介いたしましょう。
「ルパン三世」関連銘柄
直接的に儲かる可能性があるのが、配給している東宝です。また、映画制作に関わったTBSも好影響がありそうです。関連会社がオフィシャルブックを出版しているKADOKAWAもプラスでしょう。間接的に好影響がある銘柄としては、アニメ版「ルパン三世」をCMキャラクターに起用しているバイク王&カンパニーになりそうです。
東宝<9602>
東宝<9602>(東証1部)とは、阪急系列で邦画配給、映画興行のトップ企業。映画館跡地の不動産収入に強みを持っています。実写版「ルパン三世」を配給します。■株式データ
株価 2489円
単元株数 100株
予想PER(連)29.95倍
実績PBR(連) 1.83倍
予想配当利回り 0.80%
時価総額 約4679億円
TBSホールディングス<9401>
TBSホールディングス<9401>(東証1部)とはテレビ、ラジオの両方を持つ民放キー局。本社がある「赤坂サカス」の不動産賃貸収入が安定的な収益源です。アニメシリーズは日本テレビが放映していましたが、実写版「ルパン三世」は、TBSが製作委員会に名を連ねており、TBSのバラエティ番組などで「ルパン三世」のプロモーションを展開する予定です。■株式データ
株価 1206円
単元株数 100株
予想PER(連)22.29倍
実績PBR(連) 0.53倍
予想配当利回り 1.66%
時価総額 約2285億円
KADOKAWA<9477>
KADOKAWA<9477>(東証1部)とは実写版「ルパン三世」のオフィシャルブックを出版しており、製作委員会にも名を連ねています。出版最大手で、今回の「ルパン三世」のように、雑誌、映像とのクロスメディアに強みを持っています。■株式データ
株価 2788円
単元株数 100株
予想PER(連)20.61倍
実績PBR(連) 0.74倍
予想配当利回り 無配
時価総額 約830億円
バイク王&カンパニー<3377>
バイク王&カンパニー<3377>(東証2部)とは、東京都港区海岸に本社があるバイク買取の最大手企業。バイク買取専門店「バイク王」を全国展開しています。テレビCMで認知度が高く、アニメ版「ルパン三世」をCMキャラクターとして起用しています。■株式データ
株価 270円
単元株数 100株
予想PER(連)22.88倍
実績PBR(連) 0.89倍
予想配当利回り 3.77%
時価総額 約41億円
*株式データは、2014年8月12日終値データ
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