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2014年8月のオススメ展覧会・美術展(2ページ目)

日本全国の2014年8月のオススメ展覧会・美術展を紹介。東京都美術館のメトロポリタン美術館 古代エジプト展 女王と女神、太田記念美術館の特別展 江戸妖怪大図鑑、パナソニック 汐留ミュージアムの建築家ピエール・シャローとガラスの家、21_21 DESIGN SIGHTのイメージメーカー展、ヨコハマトリエンナーレ2014を紹介します。

浦島 茂世

執筆者:浦島 茂世

美術館ガイド

怖い!カワイイ!かっこいい!が勢揃い
太田記念美術館(原宿):特別展 江戸妖怪大図鑑

前ページの、おどろおどしい、しかしながら格好いい浮世絵は幕末に大活躍した歌川国芳による《相馬の古内裏》。源頼信の家老だった大宅光国と、平将門の娘、滝夜叉姫があやつるガイコツとの対決の場面です。ガイコツを呼び出して敵と戦わせるなんて、まるで現在ブームになっている妖怪ウォッチのよう。

葛飾北斎「百物語 お岩さん」(中外産業株式会社 原安三郎コレクション)

葛飾北斎「百物語 お岩さん」(中外産業株式会社 原安三郎コレクション)


そうなんです。妖怪がブームになっているのは今年だけではありません。江戸時代から明治維新を経て、大正、昭和、平成に至るまでずっとずっと日本人は妖怪が大好き! 浮世絵版画にも、「妖怪画」というジャンルがあり、さまざまな妖怪が登場し庶民の心を掴んでいました。

この展覧会は、江戸時代の「妖怪画」をたっぷりと楽しめる展覧会。河童や天狗、化け猫などの「化け物」、お岩さんやお菊さんなど恨みたっぷりの「幽霊」、妖怪たちとがっつり戦い合う「妖術使い」と、妖怪を三つのカテゴリー、会期にわけて掘り下げていきます。

前述の国芳の作品のほか、恨みたっぷりなのに、どことなくユーモラスさも感じられる葛飾北斎の《百物語 お岩さん》など、どの妖怪も怖いのは少しだけ。かわいらしく、かっこうよく、ちょっとおかしい妖怪が勢揃いしています。

8月、9月と展示作品は入れ替えがあります。どちらも見ておくと、妖怪の世界がさらにおもしろく感じられるはずです。


■DATA 太田記念美術館(原宿):特別展 江戸妖怪大図鑑について
展覧会名称:特別展 江戸妖怪大図鑑
会場:太田記念美術館
会期:2014年7月1日(火)~9月25日(木)
第1部 7月1日(火)~7月27日(日)、第2部 8月1日(金)~8月26日(火)、第3部 8月30日(土)~9月25日(木)
開館時間: 10:30~17:30
※入館は閉館の30分前まで
休館日: 月曜日、8月27日(水)~8月29日(金)
Web: http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/

次のページではパナソニック 汐留ミュージアム(汐留):建築家ピエール・シャローとガラスの家を紹介します。
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