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彼への「イライラ」どうすればうまくいく?【前編】(3ページ目)

人間関係を考えるとき重要なのが、自分を客観視すること。少し離れたところから「自分」を見てみることで、随分と人生の流れは変わるものです。今回は「感情」にフォーカスします。なかでも「イライラ」。「彼に対してついイライラしてしまいます」というお悩みもよく聞かれます。

執筆者:藤嶋 ひじり

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感情はコントロールできない。コントロールするのは「行動」

泣いてる女の子

子どものころからの悲しみや怒りが消えることなく、身体のどこかに残っているとしたら、心身を労る必要があるかもしれません

世の中には「感情」をコントロールする、鎮める、という言葉が溢れています。でも、「怒ろう!」と思って怒ったり、「悲しもう!」と思って悲しんだりする人はいませんよね。思わずムッとしたり、涙が出たりするものですよね。

「感情」は「エネルギー」の一種です。

「感情」のコントロールは、本来できるものではないはずです。地球上でいうところの「天候」みたいなもので、自然と沸き起こるエネルギーなのではないでしょうか。

たまたまコントロールできているのなら
 
  • 無理やり閉じ込める習慣がある
  • 溜込んだ感情と心の繋がりを遮断している
  • 何とか許容範囲内だからまだ溢れていない

の、いずれかかもしれません。20年以上も生きていると、怒りや、悲しみなどの感情をたくさん体験しているはずです。鎮められたとしても、それは消えたのではなく、奥に閉じ込めただけかもしれません。

アーユルヴェーダの流れを汲むポラリティセラピーでは、その感情が身体に記憶として残っていると考えられています。蓄積されてきた大きな感情のマグマの塊から溢れ出て、「きっかけ」となる外的要因によって、そこに火がついてしまうだけなのかもしれません。

だとしたら、溜め込んだ感情をどうにかするか、これ以上、溜め込まないようにするか、自分の「行動」をコントロールするほうが、現実的なのではないでしょうか。

前出のセラピーとは関係ありませんが、どんな感情が、どのように身体に記憶されているのかを書いた本もあるので、ご紹介します。
 

 


次回、彼への「イライラ」どうすればうまくいく?【後編】では、溜め込んだ「感情」との向き合い方や、発散方法、ホルモンバランスなど体調が原因の場合など、「イライラ」とうまくつき合うための、具体的な対策方法についてお話しします。

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