やりたいことができる専門コース
やりたいことを実現できる専門コースが開設されています
なかには、専門学校で行う2年間分の授業をカリキュラムに取り込んでいる「ヒューマンキャンパス高校」や、芸術分野に特化した学習を行う「北海道芸術高校」といった特長のある通信制高校もあります。
コース別に専門的な内容を学ぶことになりますが、高校段階では各分野とも初心者も多いため基礎からの学習を行う場合が一般的です。基礎から始めて、資格取得が必要な分野では職業として通用する資格取得を目指します。また、進級する段階などでコースを変更できる学校もあります。
同じ話題で友だちもできやすい
つきたい仕事のスキルや資格もわかってきます
人間関係が微妙になる思春期では、特定分野に興味が強いと“オタク”という扱いを受けることもあります。それが嫌で中学時代はそれを隠したり、あるいは興味のある分野の話をする相手が見つからず友だちができなかったりする場合もあります。同じ志向をもった仲間ができることで、励まし合う関係が作れる場合が多くあります。
専門コースで教えてくれる先生は、その分野の一線で活躍している先生が多いです。プロとして活躍している人や専門学校などで教えている人などが講師となっています。このため、いわゆる業界情報をよく知っています。どのオーディションが評価を受けているのか、どんな資格やスキルが仕事をしていくうえで重視されているのか、法律改正の動きや企業動向など職業観につながる情報も知ることができます。
「鉄は熱いうちに打て」という言葉があります。通信制高校を活用することで、高校生活とやりたいことの両立ができる道があるということをぜひ知っておいてください。