Android Wearの使い方
Android Wearは、基本的にタッチパネルと音声入力で操作し、新着メールなどの通知はカードで表示されます。通知が複数回の場合はカードが重なったように見え、視覚的にも把握しやすい工夫がされています。また、タッチパネルを使う場合は、このカードをタッチで操作します。画面に表示されたカードを上下にスワイプすると、カードの切り替えができ、別の通知を確認できます。これを右にスワイプするとカードを閉じる、左にスワイプすると、端末で開くなどのアクションが選択できます。最初は少し戸惑いますが、慣れれば直感的に操作できるでしょう。
タッチパネルを使って操作している様子
音声入力を使っている様子
たとえば、「明日の天気は?」と話しかければ、画面に明日の天気が表示されます。また、「75ポンドは何キロ?」と話しかけると、「34.0194277キログラム」と結果が表示されるので、スマホで単位変換アプリを使うよりも楽に結果が得られます。
音声入力を使って単位変換ができる
意外と使える音声コマンドですが、改善して欲しい部分もあります。たとえば、音声入力に対するフィードバックは、画面表示のみで音が鳴りません。これだと、画面表示を見つめながら、タイミングを見計らって音声入力する必要があります。音声入力が可能になったらバイブレーションで知らせるなど、もう少し気楽に使える工夫が欲しいところです。また、音声コマンドの弱点として、騒音の多い場所では、うまく機能しないことがあります。これもマイク位置を変更したり、数を増やすなどの工夫が欲しいところです。
次のページでは、Android Wearの現在の価値と将来価値を考えます。