知られざるビール大国 クロアチア

クロアチアのビール

クロアチアの国民的ビール「オジュイスコ」と「カルロバチコ」


クロアチアは隠れたワインの名産地として近年日本でも少しずつ知られるようになりましたが、おいしいのはワインだけではありません。クロアチアは種類豊富なおいしいビールにも出会える国なのです! あまり知られていませんがクロアチア人は大のビール好き。小さな国でありながら、世界の国別一人あたりのビール消費量でも常に10位前後をキープしているほど。そんなクロアチアにはたくさんの種類のビールがありますが、今回ご紹介するのは、特にポピュラーな「Karlovacko(カルロバチコ)」と「Ozujsko(オジュイスコ)」のふたつ。どちらもクロアチア中のカフェやバー、スーパーなどで見かける銘柄で、日本で言う「キリン」と「アサヒ」のような位置づけのビールです。

クロアチアの国民的ビール カルロバチコとオジュイスコ

クロアチアの代表的ビールであるカルロバチコは、やや深みのある黄金色と爽やかな苦味が特徴的なラガービール(アルコール度数5.0%)。ヨーロッパ醸造業国際賞の金賞をはじめ、多くの国際的な賞を受賞しており、広く国民に愛されています。ちなみに銘柄のカルロバチコとは、ザグレブ近郊にある「カルロバッツ」という町の名に由来するもの。町には醸造所があり、カルロバチコビールはここで生産されています。

もうひとつ、カルロバチコに続き人気なのは、ザグレブにある醸造所で生産されるオジュイスコ。スッキリとした苦味が特徴的なラガービール(アルコール度数5.0%)。オジュイスコ(Ozujsko)の語源はクロアチア語で「3月」を意味するオジュイャク(Ozujak)。日本語に訳すと「弥生ビール」といったところです。クロアチア人にこよなく愛されている国民的ビールで「ジュヤ(Zuja)」というニックネームで親しまれています。

日本人にはあまり馴染みのないクロアチアのビール事情

もちろんスタンダードなビールもおいしいですが、「ビールを飲みたいけれどお酒が少し苦手!」という方にもぜひおすすめしたいのが、レモンやグレープフルーツ果汁を加えたフルーツビール。特にオジュイスコ・ブランドからは、一般的なレモン味の他に、グレープフルーツ味、カシス味など様々なフレーバーのものが販売されています。アルコール度数も2%程度とスタンダードビールの約半分。日本ではあまり馴染みのないフルーツビールですが、ちょうどチューハイのような感覚で飲め、クロアチアではスタンダードビールと同じくらいポピュラーです。独特の苦味が苦手な方も、きっとおいしく飲んでもらえるので、ぜひ一度試してみてください!

もうひとつ、日本人が驚くクロアチアのビール事情。それは、スーパーでペットボトル入りのビールが売られているということ。お徳用に生産されたもので、サイズは2~2.5Lと大きいですが、瓶と異なり割れる心配がないので預け用荷物に入れても安心です。日本にクロアチアビールを持って帰りたいという方はぜひ!

クロアチアビールを堪能したい方はピヴニツァへ!

今回紹介したのは有名な銘柄2つのみですが、他にも色んな銘柄やその土地でしか飲めない地ビールがたくさんあります。特にザグレブなど内陸部の地域では「ピヴニツァ(Pivnica)」と呼ばれる酒場(ビアホールのようなお店)をよく街中で見かけます。ピヴニツァの多くは自慢の自家製ビールを提供しており、他では飲めないおいしいビールを格安価格で楽しめます。ビールによく合う、グリル系のお肉料理もお手ごろ価格で食べられ、おなかも心も満たされること間違いなし! 郷土料理においしい地酒を楽しむのも旅の醍醐味のひとつですよね。クロアチアへお越しの際は、ピヴニツァへ立ち寄るのもお忘れなく!

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