建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

舞台のある回遊式平屋[関町南の家]

東京・練馬区の閑静な住宅街に、大きな切妻屋根と墨色の外壁が印象的な木造の平屋が完成しました。回遊式のプランと舞台のような屋根裏の空間のあるユニークな設計に加えて、敷地の約3分の1が庭という恵まれた環境を活かした住宅です。

執筆者:川畑 博哉

東京・練馬区の閑静な住宅街の小さな交差点に、妹と姉夫婦の3人が仲良く暮らす木造の平屋が完成しました。以前から親世帯と住んでいた築60年の家の老朽化に伴っての建て替えです。
妹のRさんと建築家の大塚聡さんとは中学時代の同級生でした。そこでRさんは介護が必要なお母様のためバリアフリーを一番の要望として、大塚さんに家の設計を託したのです。

大きな屋根の墨色の家

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外観
1. 焼き杉の外壁と切妻の大屋根が印象的な東側の外観。
外観
2. リビングのある東南の角には庭に向けて大きな窓を設けている。
3. 庭の奥から見た南側の外観。
玄関
4. リビングの正面から桜の樹を眺める。
5. 玄関ポーチには透明の波板越しに自然光が入り込む。焼き杉の大壁が立ち上がる。


幹線道路から10分程入った閑静な住宅街の北東の角地に、墨色の焼き杉貼りの個性的な家が建っています。道路に面した建替え前の家のものを補修して使った鉄製の門扉を開けると、コンクリートのアプローチが蛇行しながら母屋まで続いています。
桜や栗の樹などが葉を繁らす緑多い庭を眺めながら足を進めると、やがて母屋の脇の玄関ポーチにたどり着きます。そこから高い屋根を見上げると、透明のポリカーボネイトの波板越しに光が降り注ぎ、家族や来訪者を暖かく迎えてくれます。
平屋にするため庭は以前の3分の2になってしまいましたが、桜をはじめとして栗や梅、柿、杏といった実の成る樹を移植して残し、以前からあった庭石も使ってリニューアルしています。

◆建築データと建築家プロフィール


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