マカオらしいお土産って?
マカオ関連グッズを多数取り扱うお土産店「藝舎」の店頭
世界遺産とカジノの街として有名なマカオですが、旅の記念や家族・同僚へのプレゼント用にいざマカオでお土産を買おうとすると、何を選べばいいのか迷うことも多いでしょう。私がこれまでにマカオの街で見つけた数多くの商品の中で、日本に持ち帰って好評だったものを中心にご紹介いたします。
もちろん、中国本土や香港とは全く違ったマカオらしいものばかり。また、お土産にぴったりの商品に出会える場所はお土産専門店(スーベニアショップ)に限らないのもマカオの特徴。市内のローカル系スーパーやカジノ内の売店といったところで思わぬ掘り出し物に出会えることも!
※表記の価格は取材時のもの。同じ商品でも時期により、また店舗によって価格差が生じる場合があります。
※本記事は2017年8月2日に公開、2017年12月27日にAll About編集部により更新。
マカオのフード土産
マカオ半島の十月初五街にある老舗の茶葉店「華聯茶葉公司」
マカオのお土産で最もポピュラーで選択肢も豊富といえるのがフード系。メイド・イン・マカオの中国的な伝統菓子と大航海時代の香りを感じさせるポルトガルルーツのものが人気です。
フード系1 焼菓子(杏仁餅)
マカオ名物のアーモンドクッキー。写真は晶記の商品
マカオを代表するお土産の筆頭に挙げられるのが地元銘菓の「
杏仁餅」(アーモンドクッキー)。おやつとして自宅や職場で食べるのにぴったりとあって、中国大陸や香港からの観光客に大人気。大きな袋を2つも3つも抱えて帰る人をよく見かけます。観光地近くや市内中心部に多くの専門店が軒を連ねており、店頭から甘い香りが漂ってきます。試食もできるので、ぜひトライしてみましょう。
聖ポール天主堂跡前の大三巴街にはアーモンドクッキーなど土産用菓子店が多数軒を連ねる
ただし、実に多くの会社が参入している市場のため、メイド・イン・マカオとそうでないものが存在します。せっかくなので地元マカオの工場で生産された正真正銘メイド・イン・マカオの商品を選びたいところ。値段は小さなパックだと30パタカくらいから揃います。持ち帰る途中に割れてしまわないためにも箱入りパッケージ(50パタカ前後)を選ぶのがいいかもしれません。
アーモンドクッキー(杏仁餅)/マカオのお土産
フード系2 魚の缶詰
ポルトガル製の魚の缶詰専門店「ロージャ・ダス・コンセルヴァス・マカオ」の店内
マカオ人の生活にすっかり溶け込んでいるのがポルトガル製の食品類。例えば地元スーパーの棚を見ると、日本とは全く違った品揃えなのに驚きます。中でも、バカリャウ(タラ)やイワシといった魚を使った
ポルトガル製の缶詰の品揃えは特に充実しています。
おしゃれなパッケージデザイン
オリーブオイル漬けやピリ辛など味のバリエーションも豊富で、パッケージデザインもおしゃれなものが多い印象。価格が手頃なのと、サイズも小さく持ち運びやすいので、お土産にもぴったりです。