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海外インターンシップ

海外インターンシップは「現地の企業で仕事を実体験するもの」以外にも、「海外の幼稚園や学校で日本語を教えること」や、「ボランティア団体でボランティア活動をする場合」などのプログラムがあり、広義の海外インターンシップとして位置づけられています。海外で働くには労働ビザが必要なのですが、ここで挙げる体験型インターンシップ(無給)の場合は、労働ビザほど取得が困難ではなく、参加しやすいのが特徴です。

河東 英宜

執筆者:河東 英宜

留学ガイド

インターンシップの意味合い

どのようなインターンシップが可能なのか? 語学力はどの程度求められているのか?プログラム申し込み前に条件を確認しよう。

どのようなインターンシップが可能なのか? 語学力はどの程度求められているのか?プログラム申し込み前に条件を確認しよう。

 近年、日本でも大学生が在学中に企業や官公庁等でインターンを実施するケースが増えてきています。そもそもは自分の学んでいる分野が実社会にあってどのように活用されているのかを実地理解する制度だったのですが、次第に企業が優秀な人材を確保するための手段に意味合いが変化していきました。

留学では、MBAや現地の学部卒であれば、就職と直結するインターンが行われていますが、日本に在住している人が、海外でインターンシップを行う場合の多くは、現地の語学学校等が外国人用にアレンジしたプログラムに参加する形式が一般的になっています。この場合は現地での就職とは、関連性がなく、参加者のスキルアップや見識を広げるための手段となっています。
 

インターンの種類

現在、日本国内の留学エージェントなどが、インターンシップと呼んでいるプログラムは、「現地の企業で仕事を実体験するもの」以外にも、「海外の幼稚園や学校で日本語を教えること」や、「ボランティア団体でボランティア活動をする場合」などを含み、これらは広義のインターンシップと位置づけられています。
 

期間

インターンシップの期間は、1年近くに及ぶ長期のものから、2週間程度の短期間の研修まで様々です。当然、インターンシップを受け入れる側としては、長期間仕事に携わることができる人のほうが、戦力としての計算ができるため、相応の仕事が割り当てられる可能性は高くなります。逆に短期間の場合は、仕事を教えても、慣れてきた頃には研修が終了してしまうため、教える側にもそれほど力がはいらず、アルバイトの雑用程度のインターンになってしまうケースもあるようです。
 

有給か無給か?

インターンシップには、有給、無給の別があり、参加者から最も要望の多いポジションは「オフィスに勤務する有給インターンシップ」です。しかし、英語を母国語としない日本人にとっては、かなりハードルが高く、そうしたポジションをなかなか得ることはできません。語学力やその業種でのスキルが伴っていない場合は、ほぼ無給のインターンシップになるとの認識が必要です。
 

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