富山の観光・旅行/富山の観光スポット

第3弾!初めての富山観光ガイド『新高岡駅』エリア編

北陸新幹線の開業とともに設置される3つの駅を中心に厳選スポットを紹介するシリーズも今回で最後です。そこで3回目の今回は、富山県西部の「新高岡駅」周辺の観光スポットを厳選して紹介します。

坂本 正敬

執筆者:坂本 正敬

黒部・立山ガイド

北陸新幹線の停車駅『新高岡駅』周辺エリアの観光スポット3選!

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富山湾越しに見る立山連峰

本州のほぼ真ん中の日本海側に位置し、3,000m級の北アルプスと豊かな富山湾を抱える富山県です。一部の専門家には「海のあるスイス」と評価されるほどの観光資源を持つのですが、その魅力は残念ながらいまひとつ周知されていません。

そこでシリーズ3回目の今回は、県西部の伝統工芸の町、高岡に設置される「新高岡駅」周辺の観光スポットをまとめます。海に山に伝統工芸に世界遺産と、いろいろな見どころがあるので、ぜひともチェックしてみてください。


必見の観光スポットその1:氷見(ひみ)のブリ

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氷見の漁港に水揚げされるブリ

富山県西部の日本海沿いに、氷見(ひみ)と呼ばれる漁港があります。マンガ界の巨匠、藤子不二雄A先生が生まれた町としても一部のファンには有名ですが、氷見というブランドで認知される名産品といえばやはり、ブリです。

そもそも富山湾は北アルプスの雪解け水と対馬海流が混ざり合い、さらに水深300m以上の水域には日本海固有水(深層水)が存在するので、天然のいけすと呼ばれるほど恵まれた環境が整っています。

その富山湾に面する氷見漁港は、漁場と港が極めて近い上に、定置網で捕獲されたブリを氷水の入った船倉に放り込み沖締めして県外に出荷する高い技術があるため、ブランドの確立に成功できたのです。

富山県内の居酒屋や料理店はもちろんですが、漁港に併設された「ひみ番屋街」と呼ばれる場外市場でも、ブリを含んだ富山湾の幸を食べられるようになっています。地元以外からも観光客が押し寄せるメジャーなスポットなので、おすしやしゃぶしゃぶでブリを楽しんでみてください。

敷地内には日帰り湯が可能な温泉もあるので、旅の疲れも癒やせます。

氷見のブリを食べられる主な場所
■ひみ番屋街
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新鮮なおすしも食べられる

住所:富山県氷見市北大町25-5
営業時間:(鮮魚・物販施設)8:30~18:00 (フードコート)8:30~20:00 (飲食施設)11:00~21:00 (回転寿司)10:00~21:00
休館日:1月1日
公式ホームページ

 
次のページでは、県西部に点在する伝統工芸の町と、世界遺産の集落を紹介します。
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