必見の見どころその2:春の松川遊覧船
日本さくら名所100選の松川を遊覧船で満喫する
もともと松川は富山城の外堀に利用されていた堂々たる大河でしたが、富山市中心部で大きく蛇行していたため、毎年のようにはんらんを繰り返していました。そこで1901年に川を真っすぐにする「馳越線(はせこしせん)工事」が行われ、富山駅の北側に新しく作った運河の土砂で大河を埋め立て直線にしたという大工事の歴史があります。
その名残として、現在も幅10mほどの松川が町の中心部を流れています。手ごろな川幅なので、遊覧船に乗ると川べりを歩く観光客や地元の人とちょうどいい距離感になり、自然と双方で手を振りたくなる温かい気持ちが生まれます。
遊覧船の貸し切りも可能なので、昼の遊覧に、夜の宴会にと楽しんでみてください。
松川遊覧船の乗り場
住所:富山市本丸1
運航時間:平日9:00~17:00(12:00-13:00を除く)
電話:076-425-8440
乗船場所:松川遊覧船乗り場(富山城址公園内の松川茶屋)
アクセス:北陸新幹線「富山駅」の南口から徒歩約10分。または「富山駅」で路面電車に乗り換え「県庁前」下車。徒歩5分。
町の中心部を走る路面電車
市内の中心部を環状線で走っている全国初の次世代型路面電車(LRT)にも、富山駅からそのまま乗り換えが可能です。桜の時期や晩夏の富山に足を運んだ際には、まず路面電車で市内をぐるっと一周してみてくださいね。