黒部・立山の観光・旅行/黒部・立山のおすすめグルメ

ビールだ!ポークだ!立山・黒部のご当地グルメ特集(2ページ目)

北アルプスの源流から富山湾まで。その数十km圏内に広がる特異な自然環境で育まれた名産品、ご当地グルメを紹介します。

坂本 正敬

執筆者:坂本 正敬

黒部・立山ガイド

お勧めグルメその2:宇奈月ビールを片手にいただきたい、黒部の名水ポーク

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黒部名水ポークの生肉

飼育された豚の一頭一頭が血統書と戸籍まで持っている黒部の一流ポークブランド、黒部の名水ポークです。肉屋さんに肉のブロックを持たせると、その重みや手ごたえで黒部の名水ポークかその他の豚肉か、簡単に区別が付くほどの違いがあるといいます。

飼料には黒部の伏流水(地層をくぐり抜けた後にわき出す水)と竹酢(ちくさく)という液体が混ぜられるなどさまざまな工夫がされており、肉は柔らかく臭みがなくてジューシーです。

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百貨店ではロース100グラム461円など

黒部市内の4軒の生産者が限定的に作る豚肉なのにもかかわらず、偽物まで流通するほどブランド価値は高いです。

とんかつも絶品ですが、ぜひともしゃぶしゃぶで味わっていただきたいお肉です。

■ 黒部名水ポークが食べられる主な場所
○肉のたなはし
住所:黒部市三日市3411-1
電話:0765-54-21410765-54-2141
公式ホームページ

○冨士屋
住所:黒部市三日市3130
電話:0765-54-00330765-54-0033

○かつ兵衛 黒部店
住所:黒部市荻生5297
電話:0765-54-09620765-54-0962
公式ホームページ


お勧めグルメその3:お土産には最適! 生地(いくじ)の塩物(しおもん)

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絶妙な塩加減がたまらない生地の塩物

江戸時代から続く古い港町、生地(いくじ)には昔から、水揚げされた魚を干して食べる習慣があります。その一夜干しを塩物(しおもん)と呼ぶのですが、漁師が「うまい」と感じる絶妙の塩加減で作られているため、食事にもお酒のさかなにもぴったりです。かむほどに味わいがあり、お土産品としても人気です。

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どの塩物も独特のうま味がやみつきになる

日本海全域で確認される約800種類の魚のうち、約500種類が住んでいると言われるほど豊かな富山湾の幸は、刺身やおすしだけでなく、干物としても味わってみてください。

遠方に住む大切な人にお土産として何か富山湾の海産物を食べさせてあげたいと思ったら、最適な選択肢です。

値段も安く、たくさん買っても「あれ? これだけ?」と拍子抜けしてしまう金額で収まるので、気になる干物にどんどん手を出してみてください。

 

■ 塩物が買える(食べられる)主な場所
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港に隣接した建物で食事も可能

○魚の駅「生地」
住所:富山県黒部市生地中区265
電話:0765-57-01920765-57-0192
営業時間:(レストラン)11:00~22:00、(直売所)9:00~18:00
アクセス:(電車の場合)JR北陸本線「生地」駅下車、その後は徒歩で約2km
(自動車の場合)北陸自動車道の黒部ICから6km約11分
公式ホームページ

以上、県内外で評価の高い、黒部・立山のお勧めグルメを3つ紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

トロッコ列車に立山登山、秘湯巡りなど同エリアは行く場所が多くて忙しいスケジュールになりがちですが、宇奈月ビールや黒部名水ポーク、塩物を楽しむ時間もぜひ作ってみてくださいね。
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