武将ブームの火付け役・名古屋おもてなし武将隊の
徳川家康様がプロデュースする新名物グルメ

円むす

名古屋おもてなし武将隊の徳川家康公が直々に商品開発にかかわっている円むす。手にしているのは筆者もイチ推しの「ぺペロンチーノ」の「ご円袋」500円(購入者はできるだけ当日事前予約を)

名古屋駅と名古屋城を結ぶ商店街、円頓寺(えんどうじ)。アーケード街に老舗商店や新鋭の飲食店などが軒をつらね、さらに周辺には歴史の風格を感じさせる街並みや小路もあり、近年は散策スポットとしても人気が高まっています。

ここで街歩きの楽しさをいっそう高めてくれるのが新たな創作ご当地グルメ“円むす”です。

プロデュースするのは全国に武将ブームを巻き起こした名古屋おもてなし武将隊の徳川家康公。2013年7月に円頓寺幕府を開府し、東西を結ぶ3つの商店街を円むす街道と命名。新幕府の名物として売り出されたのが円むすです。

「未知のおいしさに出会える“お結び”」「人と人をご縁で“結ぶ”」をコンセプトとし、おむすびや円の形で食べ歩きできることがメニューの決まりごと。初年度は6店7品でスタートし、2年目となる2014年は23店24品(うち“円むすもの”と呼ばれるグッズが5店5品)とバリエーションが一気に広がりました。

がっつりメシからスイーツ
和食から洋食まで多彩な24品

円むす

上段左から「わや食堂」の幻の円むす1個250円(2個+お出汁のセット600円)、「Mammy´s coffee」のおむすびロール350円、下段「como house」の円頓寺の小倉さん320円、「サキアテジョーグー」の琉球むすび180円

円むす

「個性的な店の者たちとのふれあいも楽しみなのじゃ」と家康様。「石窯屋台食堂VICOLO」のおにぎりピッツァは324円

家康公自らが開発した「わや食堂」の「幻の円むす」は、味噌味のおむすびで出汁につけてお茶漬けにもできるというユニークな1品。

ほかにも、本格的石窯で焼く「おにぎりピッツァ」(「石窯屋台食堂 VICOLO」)、愛知の地酒の中でも屈指のブランド力を誇る「蓬莱泉 空」の蔵元・関谷酒造の酒粕を使った鱒の粕漬け入りの「酒匠おむすび」(「SAKEBAR 圓谷 MARUTANI」)、米粉を使ったスポンジケーキがもっちもちの「おむすびロール」(「Mammy’s coffee」)、クリームチーズとくるみがあんこの甘みを引き立てる小倉トーストの進化版「円頓寺の小倉さん」(「como house」)、具だくさんの沖縄風炊き込みご飯に島こしょうがほのかにスパイシーな「琉球むすび」(「サキアテジョーグー」)、手作りの黒糖と濃厚抹茶アイスを地元の老舗和菓子店の最中ではさんだ「円愛す」(「四季の蔵 右近」)など、和食に洋食、食事モノから甘味など幅広く、国際色も豊か。しかも、どれも遊び心がありつつ味のクオリティが高いのです。

円むす

四間道には古い蔵を活かした店舗も。「四季の蔵 右近」の円愛す180円

中でも筆者のイチ推しは「ぺペロンチーノ」の「ご円袋」。トマトベースのパスタを卵でくるんであり見た目もかわいいのですが、麺の歯ごたえがスゴいんです。聞けば、麺の表面から芯まで均等に火を通すこの店独自の特殊なゆで方をしているのだとか。テイクアウトでありながら真のアルデンテを堪能できます。





レトロ商店街や江戸情緒あふれる町並み
食べ歩きで歴史探索が楽しく

円むす

円頓寺の交差点には信長・秀吉・家康の三英傑+水戸黄門の像が 「SAKEBAR 圓谷 MARUTANI」の酒匠おむすびは1個200円

「円むす街道を通って名古屋駅から名古屋城まで歩く旅の者が増えたのがうれしい限りじゃ」と家康公。名古屋駅と名古屋城は直線距離では2km余りなのですが、地下鉄だと乗換えが面倒。両者を結ぶこのルートであれこれ買い食いしながら進めば、ほどよい散策コースになるというわけです。

円頓寺はアーケードが続く商店街自体にレトロな趣があり、江戸時代の町屋や蔵が連なる四間道(しけみち)や、民家のあちこちに祭られたこの地方独特の屋根神(やねがみ)など、名古屋の歴史にふれられる見どころも盛りだくさん。食べ歩きしながら街歩きを楽しんでみてください。

円むす

円むすものは「月のののうさ」むすぶぽち袋300円、「四間ガラス館」まるい一輪挿し600円~、「野田仙」花緒留め300円、「きもの工藝ヲジマヤ」ふたば葵。400円など

円むす食べ歩きマップ (各店舗の場所や営業時間などはこちらを)

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