沖縄の観光・旅行/沖縄の離島

天然ビーチとフクギの島、瀬底島で遊ぼう!(2ページ目)

沖縄本島北部、本部半島の先に位置する瀬底島は、天然ビーチが美しく、集落にはフクギ並木や赤瓦の昔ながらの沖縄の風景が残る、静かな島。美ら海水族館まで車で10分ほどの場所に位置するので、本部観光の拠点としてもおすすめです。今回は、橋を渡って行くことができる小さな離島、瀬底島の魅力についてお話ししたいと思います。

小林 繭

執筆者:小林 繭

沖縄ガイド

風情あふれる瀬底島の集落散策

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フクギ並木が続く瀬底島の集落は、炎天下の下でもひんやりと涼やか

瀬底島で楽しんで欲しいのは海だけじゃありません。集落の散策が素晴らしいのもこの島の魅力。メイン道路から一歩奥へ踏み込むと、細い路地が迷路のように伸びる瀬底島の集落となります。炎天下にも関わらず、道の両側にフクギの木が並ぶ集落の道は日陰でひんやりと涼やか。フクギの木が陽射し除けの役割を果たしているのです。そして、瓦を積んだ平屋の沖縄家屋や屋根の上の古びたシーサー……と、橋の向こうとは異なる、古きよき時代の沖縄の面影が見られる集落の佇まいに、すっと気持ちも穏やかになることと思います。

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集落中心地の裏にひっそりと佇む土帝君

集落の中心あたりには、重要文化財指定を受けている土帝君という中国古来の土地神を祀る施設があります。最近パワースポットなどと言われちょっと注目を集めているようです。

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フクギ並木の中にひっそりと位置するi-g okinawa

また、一昔前までは考えてもいなかったお洒落なお店も登場。「i-g okinawa」は陶器やアクセサリーを扱うお店、そして「紅型工房&ギャラリー べにきち」では丁寧に描かれた沖縄の伝統工芸、紅型の作品を目にすることができます。

一昔前までの沖縄の人々の生活が今でも垣間見られるような瀬底島の集落は、のんびりと島時間に身を委ねて散策するのがおすすめです。

 
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瀬底ビーチへと向かう途中にはサトウキビ畑が広がる景色も

ちなみに、瀬底島の集落は車では入れないようになっているので、気をつけてくださいね。
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