名刺などを使って針を長くしましょう

この100均で「ウォールクロック」などの名称で売られている製品の針は、長針が約50ミリ、短針が約25ミリの長さ。ダイソー、セリア、キャンドゥなど、ほとんどの100均の商品もサイズは、ほぼ同じようです。
ムーブメント

取り外した3本の針(上)とムーブメント部分(下)。ムーブメントには角度が教示されているので、このまま針を付けてもインダストリアルな雰囲気のカッコイイ時計になりそう。

そこで、今回は、それぞれの針を長く改造することにしました。分解してみるとわかりますが、これらの針はアルミ製ですごく薄く曲がりやすくて、やわな印象。ですので軽くて丈夫な手近にある紙、ここでは名刺を使います。
めいし

このように名刺を長針、短針の幅でカットします。ほんの少し針の幅より大きめにカットしましょう。今回は、それぞれ約4ミリと7ミリ幅にしました。

名刺がカットできたら、元のそれぞれの針にかぶせるように両面テープで貼っていきます。もちろん、手持ちの樹脂系ボンドなどで接着してもかまいません。
はり

上は短針に両面テープを貼っているところ。真ん中は名刺でつくった約2倍の長さの短針を、元の針の上に貼り終わったところです。下は着色しているところ。今回は超カンタンに油性マジックで塗りました。100均でも売っているスプレー式の塗料で全体を塗装すれば見た目もよく補強にもなります。同じ要領で長針もつくります。

 

ちょうしん

細い秒針は中心部分が金色で針は赤くペイントされていましたが、これも全部油性マジックで黒く塗りました。名刺で長く伸ばした短針、長針、そして秒針の順にセットして電池を入れて駆動のチェックをします。

名刺を使って針を長くしてみましたが、アルミ缶などから切り取った薄いアルミ板やペットボトルなどの樹脂を使ってもよさそうです。そして、針を小さなクリスタルなどでデコってみてもいいでしょう。
軽くて薄い素材をいろいろ試してもいいのですが、結果的に100円より高くなりそう。ですので加工もラクで手元にある、はがきやケント紙など丈夫で軽い紙を、既存の針に貼り付ける方法が「カンタンDIY」としてオススメ。気分が変わったときには針の交換や形の変更もできます。


好きなデザインの文字盤をつくります

次に文字盤をつくります。今回は好きなフリー素材のPC用壁紙の柄を適当に選んで印刷して、それを100均のシールペーパーにボタニカル柄をプリントして、よくサインなどに使う「色紙(しきし)」に貼りました。
ワード数字

左はマイクロソフトオフィスのワードにある機能の円グラフ用のテンプレートを使って超カンタンにつくった文字盤。アドビイラストレーターなどが使える人は、もっとおしゃれな文字盤がつくれそう。右が5枚入り100円のダイソーの「A4シール用紙」に柄をプリントしたもの。なんとなくレースのボタニカル柄にしました。好きなファブリックなどをスキャンしても、いいかもしれませんね。このプリントされたシール用紙に左のワードのデータを印刷しました(もっとラクな方法がありそうですが……)。シール用紙は1センチくらいの幅でカットすれば、オリジナルのマスキングテープもつくれそうです。

しーる

印刷が終わったら裏返してシールを剥がし(左)、厚紙に貼ります。今回は手元にあった色紙(なぜ、家にあったかわからない)を使いましたが、100均では2、3枚入りで売られています。もちろん段ボールや2ミリ程度の厚さの合板でもオッケー。合板でも2~3ミリくらいの厚さならカッターで切ることができます。

きりぬき

コンパス(これも、前に100均で購入)でセンターから半径10センチ程度で円を描いてA4サイズぎりぎりの直径約20センチになるようにカッターナイフで丸く切っていきます(左)。そしてセンターに5ミリ程度の丸穴をカッターナイフであけて、裏面からムーブメントを両面テープやボンドで貼り付けます。真ん中の軸を出す部分に、紙がはみ出していたらカッターナイフなどで切って整えます。

今回は厚紙を使いましたが、文字盤は、ただの四角い木目のきれいな板を使って「あえて数字を入れない」というのもシンプルでカッコイイかも。また、カワイイ柄のお菓子の箱など、いろんなパッケージも時計化できます。

次のページで文字盤に針を取り付けます。そして完成!