最低投資金額
株式には、銘柄によって売買単位が決まっています。・株式を売買する場合
最低投資金額=株価×売買単位 で最低投資金額が決まります。
売買単位は、原則100株または、1000株単位です。
株式投資を行う際は、最低投資金額をまずチェックする必要があります。自分の投資金額の範囲内で買える銘柄を探しましょう。
1万円銘柄の選び方
今回は、最低投資金額が1万円以下の銘柄の中から、相場の福の神が選ぶベスト5銘柄をご紹介いたします。2014年6月6日終値ベースで、最低投資金額が1万円以下の銘柄は、46銘柄あります。最低投資金額が1万円以下ということは、100株単位だと株価が2桁になるので、超低位株です。これほど、株価が安い銘柄は、非常の業績が厳しく、赤字の銘柄も数多くあります。
だから、1万円銘柄の選定基準は、「予想配当があること」にしました。超低位株を購入する場合、通常の銘柄よりも企業破たんや上場廃止などのリスクが高いことになります。無配株を除外すると、9銘柄になります。この9銘柄の中から、時価総額の大きな順に5銘柄を、福の神おススメの1万円株としてご紹介しましょう。
フィンテック グローバル<8789>(東証マザーズ)
■福の神ワンポイントフィンテック グローバル<8789>は企業の成長・発展を支援する「ブティック型投資銀行」です。フィンランドおよび日本でも人気の高い「ムーミン」を主題としたテーマパークの設立を準備中。
■株式データ
株価 79円
単元株数 100株
予想PER(連)10.53倍
PBR(連) 2.33倍
予想配当利回り 0.63%
時価総額 約112億円
アライドテレシスホールディングス<6835>(東証2部)
■福の神ワンポイントアライドテレシスホールディングス<6835>はネットワーク機器の製造・販売。海外売上高が2014/3期で47%と高くなっています。企業の設備投資回復が追い風。
■株式データ
株価 81円
単元株数 100株
予想PER(連)90倍
PBR(連) 0.86倍
予想配当利回り 2.47%
時価総額 約88億円
エー・ディー・ワークス<3250>(東証JQスタンダード)
■福の神ワンポイントエー・ディー・ワークス<3250>は不動産・資産価値の「再生・創造」企業。中古不動産を仕入、富裕層向けに一棟売りを行っています。
■株式データ
株価 35円
単元株数 100株
予想PER(連)18.42倍
PBR(連) 1.41倍
予想配当利回り 1.0%
時価総額 約78億円
ヤマシナ<5955>(東証2部)
■福の神ワンポイントヤマシナ<5955>は京都市山科区に本社があり、ネジの製造が主力。ネジは不調ですが、マンションなど不動産賃貸が収益の下支え。
■株式データ
株価 51円
単元株数 100株
予想PER(連)28.33倍
PBR(連) 0.78倍
予想配当利回り 1.96%
時価総額 約73億円
東理ホールディングス<5856>(東証2部)
■福の神ワンポイント東理ホールディングス<5856>はダイカスト製造会社から、大きく業態変換を行っており、酒造、食品小売り、教育などに進出。エス・サイエンス(<5721>東証1部)と株式を持ち合いしており、関係を強化しています。
■株式データ
株価 60円
単元株数 100株
予想PER(連)13.95倍
PBR(連) 1.07倍
予想配当利回り 3.33%
時価総額 約56億円
組み合わせ投資と損切り
初心者がこれらの銘柄の中から、選んで株式投資を行う場合、可能であれば3銘柄以上を組み合わせて投資することをおススメします。また、買う前に、損切りポイントを決めておくべきです。初心者の場合、株価がいくらになったら売ろうと、○○万円儲かったら売ろうとか利食いのポイントは考えるのですが、損切りするポイントはあまり考えずに投資する方が多いようです。
利食いの決め方は、シンプルです、「買った理由がなくなった時が売り場」です。株式を買おうと思う場合、何らか買おうと思った理由があるはずです。例えば、「株価指標が同業他社に比べて割安だ」と思って買った場合、思惑通り株価が上昇すると、割安でなくなっていくはずです。そうすると売り場ということです。
是非、買う前に損切りポイントを決めて、複数銘柄を組み合わせて投資することをおススメします。
*株価は2014年6月6日終値基準です、
*本サイトで紹介する意見や予測は、筆者個人のものであり、所属する証券会社の意見や予測を表わすものではありません。また、紹介する個別銘柄の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。
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