エンガディン地方の谷めぐり
ロゼック谷の奥。レストランに加え、ホテル「ロゼックグレッチャー」もある
フェックス谷を行き交う馬車
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■Hotel Restaurant Roseg Gletscher(ホテル・レストラン ロゼックグレッチャー)
住所:Val Roseg, CH-7504 Pontresina
TEL:081-842 64 45
フェックス谷も、ガイドおすすめのスポット。シルスの村からロープウェイでフルチェラス展望台へ上がり、谷奥までハキングコースが続きます。シルスの村から馬車の定期便を利用することも可能。谷奥にはホテルが一軒あり、さらにその奥にはエンガディン地方の山並みが聳えます。
エンガディンを愛した画家、セガンティーニ
石造りのドーム型が特徴のセガンティーニ美術館
サンモリッツのセガンティーニ美術館では、代表作、「生成、存在、消滅」(「生、自然、死」とも呼ばれている)をはじめ、「湖を渡るアベマリア」など数々の名作を鑑賞することができます。サンモリッツではぜひ立ち寄ってみたい所です。
セガンティーニゆかりの村々
セガンティーニにちなむ場所を、さらにいくつか挙げてみましょう。■マローヤ
マローヤの村にあるセガンティーニの墓
■セガンティーニ小屋
ムオタス・ムライユの展望台から健脚向きのハイキングコースで上がることができます。夏の間のみオープンの山小屋で、エンガディン地方で最も美しいと言われる景観が広がります。三部作の中の「存在(自然)」は、ここから見る夕暮れの情景を描いたものです。
■ソーリオ
エンガディン地方からは外れますが、ここもセガンティーニゆかりの地。厳しい冬の寒さを避けるため、セガンティーニは一家を連れてこの小さな村にたびたび滞在しながら、制作に没頭しました。三部作のひとつ、「生成(生)」は、ソーリオで描いたものです。