ベルニナ線の旅

世界遺産にも登録されたベルニナ線。画像提供undefinedスイス政府観光局undefinedwww.myswiss.jp

世界遺産にも登録されたベルニナ線。 画像提供 スイス政府観光局 www.myswiss.jp

エンガディン地方をはじめ、スイス東部の路線を受け持つのがスイス最大の私鉄、レーティッシュ鉄道。そしてエンガディン地方で一押しの観光路線が、ベルニナ線です。サンモリッツからイタリアのティラーノまで、列車で約2時間半。この短い間に、山あり、氷河あり、湖ありと実に変化に富んだ景観が車窓から広がります。

夏のシーズン中、ベルニナ線の区間には一日数本のベルニナ・エクスプレスが走ります。通常の列車よりも停車駅が少なく、ひときわ大きな窓の解放感あふれるパノラマ車両で運行。スイス随一と言える絶景ルートを走る人気の列車です(要座席予約)。

険しい山岳地帯を走らせる素晴らしい鉄道技術を誇るスイスですが、ベルニナ線はその見本と言えるでしょう。2008年には、周辺の景観と合わせて世界遺産に登録されました(レーティッシュ鉄道アルブラ/ベルニナ線の鉄道遺産と周辺の景観)。

ベルニナ線のポイント

■モルテラッチ氷河(地図1)
ベルニナ線の略図

ベルニナ線の略図

モルテラッチ駅から片道約45分のハイキングで、モルテラッチ氷河の末端まで行くことができます。誰でも歩ける簡単なコース。途中数ヶ所に氷河の末端の位置を示す標識が立ち、氷河の後退を実感することができます。

 
■ディアヴォレッツァ展望台(地図2)
眼下にはペルス氷河の雄大な流れ

眼下にはペルス氷河の雄大な流れ

ベルニナ・ディアヴォレッツァ駅からロープウェイに乗り、エンガディン地方を代表する展望台のひとつ、ディアヴォレッツァ展望台まで上がることができます。標高3000m近い見晴らし台からは、ベルニナアルプスの名峰がずらりと肩を並べます。エンガディン地方で最も迫力のある景観を楽しめる展望台です。

■ラーゴ・ビアンコ
(地図3)
列車が沿線の最高所に差しかかる頃、山上湖、ラーゴ・ビアンコが車窓に広がります。ラーゴ・ビアンコとは、イタリア語で「白い湖」という意味。湖の対岸にはカンブレナ氷河が眩しく光ります。ガイドが初めてここを訪れたのは5月。湖面には氷河から流れ落ちた氷塊が浮かび、別世界に迷い込んだような錯覚を覚えました。

 

■アルプ・グリュム
(地図4)
列車は標高約2250mの高山地帯を進む 画像提供undefinedスイス政府観光局 www.myswiss.jp

列車は標高約2250mの高山地帯を進む 画像提供 スイス政府観光局 www.myswiss.jp

ベルニナ線のほぼ中間にある駅で、時間がない場合はここでサンモリッツに引き返しても良いでしょう。駅には小さなレストランがあり、パリュ氷河が広がります。アルプ・グリュムを出た列車は一気に標高を下げ、気温もぐんぐん上昇。氷河の世界から一気に南国の世界へ入ります。

■ポスキアーヴォ
(地図5)
中世の趣きを色濃く残す町。ロマネスク、ゴシック、バロックなど、いろいろな時代の建築様式の街並みを散策してみはいかがでしょうか。

■ブルージオのループ橋(地図6)
レーティッシュ鉄道は、日本の箱根登山鉄道と姉妹提携を結んでいる

レーティッシュ鉄道は、日本の箱根登山鉄道と姉妹提携を結んでいる

ベルニナ線の優れた鉄道技術の象徴ともなっているのが、ブルージオ駅の付近にあるループ橋。険しい標高をかせぐため、列車は円を描くようにまわりながら進んでいきます。

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