パリの現在を感じる時間
「アントワンさんは『僕は友人である日本人バリスタにハリオのドリップを教わって、パリに広めた』と話しています」と狩野さん。ただ、COUTUMEの方法は抽出中に一度ドリッパーの中を撹拌するという、私たち日本人にはいささか見慣れない光景。
「北欧などでもそうしているようですが、焙煎が浅めなので撹拌したほうが風味が出やすいのかもしれません」
コーヒーに合うヘルシーなサンドウィッチのパンやペイストリーは、もちろんゴントラン シェリエ製。COUTUMEのエスプレッソを使った贅沢なティラミスなどのスウィーツも好評です。
コーヒー農園に足を運んで生産者とじっくり対話し、土作り、栽培方法、収穫と精製などすべてのプロセスを大切にしている農園と直接取引するCOUTUMEは、厳選したシングルオリジンの豆を仕入れ、独自のプロファイリングに基いて、豆の個性をいかした焙煎と抽出をおこなっています。
「さまざまなコーヒー文化が存在する東京において、お客さまに選ばれる一軒でありたい」とトムさんとアントワンさん。
パリの新しいコーヒー文化を体現するCOUTUME。青山店に足を運んだら、その日の気分や興味に合わせてメニューを選んだり、バリスタに相談したり、自由に一杯の時間をお楽しみください。メニューとショップデータは次ページでどうぞ。