カフェ/渋谷・恵比寿・原宿・表参道のカフェ

パリの最新コーヒー登場 COUTUME(クチューム)青山店(3ページ目)

急成長するパリの新しいコーヒー文化をリードする一軒、COUTUMEが東京・表参道に上陸。サードウェーブ・コーヒーに共通するスタイルながら、アメリカ発のコーヒームーブメントとはまたひと味違うフランス的美意識のもとで、高品質の豆を使った一杯を楽しませてくれます。

川口 葉子

執筆者:川口 葉子

カフェガイド

5杯のエスプレッソが人生を変えた

青山店のカウンターもパリ店と同様、真っ白なタイル貼り。

青山店のカウンターもパリ店と同様、真っ白なタイル貼り。


「ドキュメンタリー映画を作るために訪れたメルボルン。そこで出会った5杯のエスプレッソが僕の人生を変えた」

メルボルンのカフェのバリスタは、アントワンさんの目の前で同じコーヒー豆から抽出時間やタンピングを変えて5通りのエスプレッソを淹れてみせました。その風味の違いを体験して、彼は大きな衝撃を受けたのです。ちなみにCOUTUMEのもうひとりのオーナー、トムさんもオーストラリアの出身。

アントワンさんの話では、ロンドンのコーヒー店は現在200軒以上に増加していますが、レベルにはばらつきがあります。一方、パリは遅れをとりましたが、現在20軒ほど誕生しているスペシャルティコーヒー店はいずれも高いレベルにあるようです。

COUTUME 1号店の誕生、人生を変えるコーヒー

「パリにはこのムーブメントの影響を受けて新しく4軒のロースターが生まれています」と、狩野さん。その先駆けとなったのはLa Cafeotheque。スペシャルティコーヒーを提供するパリ初のカフェとして、元グァテマラ大使が2005年に開いたお店です。2010年にはCaffe Lomi、続いて2011年にCOUTUME、2013年にBellevilleがオープン。
現在、COUTUMEはクチューム・ラボ、クチューム・インスティチュートと、パリに3店舗。

現在、COUTUMEはクチューム・ラボ、クチューム・インスティチュートと、パリに3店舗。(写真提供 狩野知代さん)


アントワンさんとトムさんが共同経営するCOUTUMEはオープン後わずか2年で多数のレストランやカフェへコーヒー豆を卸すようになり、「高品質、透明性と専門的技術に基づくコーヒー文化をパリで広めたい」という二人の意図通り、パリの人々のコーヒーに対する意識を変えつつあります。

たとえば、かつては大のコーヒー嫌いだったというカフェBLACK MARKET(現在は閉店)の経営者ユーセフさんは「COUTUMEで飲んだエスプレッソで人生が変わった」と、おいしいコーヒーを追究するカフェ、Fragmentsをオープン。狩野さんも大好きな一軒だそう。

コーヒー、人生を変える小さな一粒。そしてCOUTUMEの4店舗目は2014年4月、東京に誕生しました。次ページでどうぞ。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 6
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます