通好みのマレーシア版油そば。現地ではドライ麺と呼ぶ

ワンタンミー店

マレーシアの麺専門店の厨房はたいていオープンキッチン。もうもうと湯気の立つお湯のなかで、サッと麺が茹でられる。こちらはワンタンミーの厨房

つるっと喉ごしのいいマレーシア版の油そば。マレーシアでは「ドライ」とよばれる麺料理で、醤油や胡麻油で作った特製タレをまぜまぜして食べるあえ麺です。

このドライ麺、マレーシアでは麺料理の1つのスタイルとして提供しています。つまり、同じ料理で「ドライ」か「スープ」が選べるのです。下記に紹介するワンタンミー、ハッカミーのほか、パンミー、ローシーンファンにもスープとドライの2バージョンがあります。暑くて食欲が無い時でも、つるつるあっさり食べられるドライ麺は現地でも大変人気です。

細麺の香りがいい。ワンタンミー・ドライ(雲呑麺)

ワンタンミードライ

ワンタンミー・ドライ。さっと茹でた麺を水できゅっとしめて提供。別皿で輪切りの 青唐辛子を酢漬けにしたものが出てくるので(写真手前)、麺にからめて食べよう

ワンタンミーにはスープとドライの2種がありますが、私は完全にドライ派。極細の中華麺に、オイスターソース、胡麻油、鶏ガラスープなどをあえただけという非常にシンプルな味つけなのに、つるつるっとすすれば驚きの幸福感。麺の香りが広がる! 具はチャーシューと青菜。さらに、海老ワンタン入りのスープが付いています。在馬中、何度リピートしたか数えきれいほどのガイドのゾッコン麺です。「雲呑麺」と看板のある中国系の屋台で、一杯4リンギ(約120円)ぐらいいただけます。

つるっと食感重視。ハッカミー(客家麺)

客家ミー

ハッカミー・ドライ。客家料理として人気の「ヨントウフ」と一緒に提供されていることが多い。ぷりんぷりんの魚のすり身もおいしい

ハッカ(客家)とは中国の民族のひとつの名前。客家料理を提供する屋台はあまり多くはありませんので、見つけたらぜひ。薄~くのばした平打ち麺のつるっとした食感が特徴的で、醤油、オイスターソース、胡麻油などのシンプルなタレ。具としてのっている豚肉の脂がコクを加えています。タレが絡みやすいように熱いうちに麺をまぜまぜして召しあがれ。「客家麺」と看板のある中国系の屋台で、一杯4リンギ(約120円)ぐらいいただけます。

ぜひ、旅中に一度は、ドライ麺にトライ!
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