夫婦の危機「産後クライシス」とは?

みなさんは、「産後クライシス」という言葉を聞いたことがありますか?

産後クライシス

子どもが誕生すれば幸せなのは当然、と思いきや、夫婦関係にヒビが入ることも。夫婦が危機を迎える産後クライシスは急増しています!

産後クライシスとは、出産後に起こる夫婦の危機のことをいいます。子どもが生まれる前は円満だった夫婦関係が、なぜか子どもの誕生をきっかけにギスギスしたものになってしまうケースは年々、増えています。

最悪の場合、離婚にまで発展してしまう危険性のある産後クライシスは、もはや社会現象といってもいいほどです。

「子どもの出産をきっかけに夫婦関係が変わった」と聞いて、「そういえばウチも……」と思い当たるフシはありませんか?

まずは、自分が産後クライシスにあてはまっているかどうかセルフチェックをしてみましょう。

あなたは「産後クライシス」かも?

□出産後、セックスレスだ
□もっと夫に育児や家事を手伝ってほしいと思っている
□友人や知人の夫を見ると、自分の夫との違いを感じて焦る
□出産後も父親の自覚のない夫にイライラする
□出産前後で夫が浮気をした


上記のうち、ひとつでもあてはまるものがあれば、産後クライシスにおちいっている可能性があります。

では、実際に、産後クライシスを迎えた女性たちは、どんなことを考え、どんなふうに乗りきっているのか、実話をもとに具体的にみていきましょう。
 

育児や家事に非協力的な夫に悩むA子さんのケース

産後クライシス

妻に育児をまかせっきりにするのも産後クライシスの原因のひとつ。仕事のせいにして協力的ではない夫は注意すべし!

「仕事が忙しい」という理由で、平日は帰宅時間が遅い夫。幼稚園に通う第一子と、今年、生まれたばかりの第二子の世話は、ほぼ私ひとりでしています。

週末も、「疲れた」といってゴロゴロするばかりの夫は、育児と家事を手伝おうとしません。たまに気が向いたときに、上の子と遊んだり、下の子の写真を撮ったりする程度。肝心なことや手間のかかることは、すべて私まかせなのです。

そんなわけで、夫に対する日頃の不満が募っていた私ですが、春になって新しくママ友ができてさらにイライラしています。というのも、ママ友たちの夫は揃って積極的に育児をこなす「イクメン」のようなのです。

「平日も子どもの風呂入れは、パパが担当してくれる」「子ども用と自分用のお弁当は、夫がつくることになっている」などと聞かされるたびに、「どうしてウチの夫はイクメンではないのだろう」「もう少し育児を手伝ってくれてもいいのに」と悲しくなります。

最近では夫の顔を見るとつい文句ばかりをぶつけてしまうため、険悪なムードになりがちです。
 

アドバイス:「イクメン神話」に振り回されないで!

イクメン

育児に協力的ではない夫を手伝わせるためには、効果的な「ホメ言葉」がいちばん!上手に夫をのせてあげるようにするのがコツです

積極的に育児を手伝おうとしない夫が原因で産後クライシスにおちいってしまう妻にとって、イクメンブームはプレッシャーそのもの。それもそのはず、「今どきの夫は、我が子の育児に熱心なのが当たり前」といった風潮が広まれば、「なぜウチだけ違うの?」と焦ってしまうからです。

ですが、そんな「イクメン神話」に惑わされることはありません! なぜなら、イクメンと称されているような、すべての事柄を優先して育児に協力的な夫は、実際は少数派。他人には「ウチの夫はイクメンで~」と自慢する女性の話をよくよく聞いてみても、さほどたいした内容ではない場合がほとんどだからです。

イライラしないコツは他人と自分の夫を比べないこと。「他人は他人。自分は自分」と思っていたほうが気持ちがずっとラクになるでしょう。

さらに、少しでも手伝うそぶりを夫が見せたときは、思い切りほめること。「それをやってもらえるだけで、本当に助かるの。ありがとう!」というように、説得力のあるほめ方をすると、夫も気持ちよく育児や家事を手伝えるものです。ぜひ、ためしてみてください!

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