毎日食べたい。ミースップ(Mee Sup)
ミースップ。パクチーの香りが効いている。辛くないことが多いので子供にも安心
マレーシア語でミーは麺、スップはスープ。つまり“スープ麺”という広~い意味をもつミースップ。スタイルはお店によって様々で、つまり「うちの看板スープ麺」といった料理です。多くの場合、麺は極細のビーフンで、スープは透明なあっさりタイプ。ターメリックを使って、麺が黄色に色付けされている場合もあります。ホッとするやさしい味わいです。「Mee Soup」と看板のあるマレー系の屋台で、一杯4リンギ(約120円)ぐらいでいただけます。
南部の名物。ミーソト(Mee Soto)
ミーソト。辛くないスープ麺。左手前の小皿には、チリ漬け醤油が入っていて、少しずつスープに加えれば、味の変化も楽しめる
麺の種類をじぶんで選ぶ。持ち帰りもOK
麺の種類。左の四角い器には、右上より時計回りで、ビーフン、クイテオ、イエローミー。右の丸い器にはローシーファンが入っている
1.麺の種類が決まっている場合と、自分で選ぶ場合がある
選ぶ場合は、ショーケースの中に麺が入っているので、好みの麺を指さししながら「これ」といえば注文OK。麺の種類は、フォーと同じクイテオ(太麺)、ビーフン(細麺)、コシのあるローシーファン(短麺)、卵麺(イエローミー)など。
2.簡単に持ち帰りができる
スープ麺の持ち帰りセット。ビニール袋に手際よく詰められている。食べるときは麺皿にうつしてどうぞ
3.音を立てて麺をすするのはNG
現地の人は、箸を使って麺をレンゲの上にいったん乗せ、それをパクッと口に。できるだけ麺をするる音が出ないよう、工夫している。
どの料理も200円以下で食べられるので、ちょっとでも小腹が空いたらすかさずどうぞ。暑さでバテてしまったときにも、スープ麺がおすすめです。