「文武両道、さらに学習」を標榜 豊中高校
大阪第1学区の人気進学校である豊中高校。「文武両道、さらに学習」を標榜する
特に「文武両道」から「文武両道、さらに学習」へと学習面のパワーアップをはかっている。クラブ活動にはおよそ90%の生徒が参加。クラブ活動を通じて、「自主・自律」の精神を養っている。さかんなクラブ活動のために、週2回下校時間を延長しているのも特徴だ。クラブ活動後の質問会も設置し、生徒はそれぞれの学習を進め、わからないところは先生と現役大学生が質問に答える。
将来、難関国公立大学を目指し、クラブ活動との文武両道を希望する意欲のある生徒に適した学校であろう。
熱心な学習支援と進路選択支援
学習支援としては、「1年生5月の宿泊研修」「クラブ活動後の質問会」「自習用ブースの設置」を実施している。さらに「風とひかり」と称する土曜講座を年間通じて実施し、入試対策から学力の補充を可能にしている。この土曜講座は、年間20回実施。また、「土曜セミナー」もあり、教養を高めるセミナー、体験的なセミナー、講師による講演など年間5回実施、制との興味関心を高めている。そのほか、近隣の「大阪大学の新入向けの基礎セミナー」に大学生とともに受講している。進路選択支援としては、大学や企業等と連携し、見学会や講演会、職場体験等を通し将来の夢・生き方を探求させ、高い目標に向かってチャレンジする姿勢を身につけさせている。
ほか、「職業別進路講演会」「進路適性検査」「大学(京都大学、大阪大学、神戸大学)のオープンキャンパスへの参加」なども実施している。