脅かされる家の中の安全
以前の記事でもご紹介いたしましたが、ご家庭内での死亡事故件数がどんどん増加しているのをご存知でしょうか?もう一度データをご紹介いたします。
最新のデータによりますと、交通事故でお亡くなりになる方は5,000人/年を下回ってきましたが、一方で転倒転落死亡事故件数は7,000人/年を突破してしまいました。そのうち家庭内での転倒転落による死亡事故は2,560人(2008年)にものぼります。
〈参考ウェブサイト〉
平成21年度「不慮の事故死亡統計」の概況(厚生労働省)
人口動態統計年報 主要統計表第18表(最新データ、年次推移)(厚生労働省)
交通事故については、ニュースでも様々な痛ましい事故が取り上げられていますが、それ以上に家庭内でも痛ましい事故は発生してしまっているのが現状です。また、法の整備や教育、信号の設置や歩道の設置など様々な対策が取られてきている結果、まだまだ多くの方がお亡くなりにはなられていますが、事故件数は減少してきています。
一方で家庭内での死亡事故件数は、増加傾向にあります。住宅の業界も「すべりにくいフローリング」や「階段の手摺」、ヒートショックのをすくなくするための「断熱設備」や「床暖房設備」など、いくつかの対策は施されていますが、まだまだ不十分な状況だといわざるをえません。
特に小さなお子様やお年寄りの家庭内での死亡事故については、増加傾向にすらあります。
そこで、カーペットの採用をおすすめいたします。
次のページでは、おすすめの理由と合わせて、実際の写真を見ながら、カーペット生活の安全について書いていきたいと思います。