コーディネートのポイント
アイテム選びに加えて、座ったときに目に入ってくる風景づくりもポイントです。また、主に屋外で過ごす時間帯はいつなのか、ということも重要で、夜が中心なのであれば、ライティングでいくらでも素敵な風景を演出する事が可能です。今回は、昼に過ごす前提で、シーン別に作りたいテイストに合ったカラーや、植栽の特徴、コーディネートに必要なものを“素材レシピ”としてご紹介します。
様々なスタイルがありますが、今回は、次の異なる3種類のスタイルを演出する為のコーディネートのポイントをまとめてみました。
・大人の女性に人気のシャビーな“フレンチシックスタイル”
・世界一ファッショナブルなホテルとして知られるエースホテルの用な“ミックススタイル”
・大人の男性にも受け入れられやすいアジアンリゾートホテルのような“ラグジュアリースタイル“
シャビーなフレンチシックなテイストの演出
フレンチシックなシャビーなテイスト
・カラーパレット
マットな白×アイスグレーをベースカラーに、ラベンダーやパステルブルー+マットなシルバーがさし色に入ります。
・素材レシピ
ブリキやガラス、マットな白にペイントされた木材、枕木、テラコッタ等
・おすすめの植栽
木:オリーブ、フェイジョア、シラカバ等のシルバ系の葉を持つもの
草花:フランネルフラワー、アジサイ、クリスマスローズ、ラベンダー、わすれな草 ローズマリー、グニユーカリ等
フレンチシックな色合いの寄せ植え
パリのアパルトマンのテラス空間の作り方は、狭い日本のテラスづくりにも大変役に立ちます。
パリのテラス
遊び心のある、ミックススタイルの演出
・カラーパレットネイビー、ブラック、マットなシルバーをメインカラーに、赤やオレンジのさし色
雨に濡れても大丈夫な、ウィットの効いたソファー
・素材レシピ
ステンレス、プラスチック、スレート板、黒板、コンクリート、真鍮、スチール、帆布、
・おすすめの植栽
木:ウンベラータ、ヤツデ、トネリコ等の葉の形に特徴のあるもの
草花:多肉植物、アマリリス、チューリップ、ガーベラ等
・おすすめの本
ニューヨークで最もファッショナブルな場所として知られている「エースホテル」の内装や調度品は、アンチ・デザインとも評される自由さでもってミックスされている。元々は映画の美術監督をしていたデザインチームの本。
アジアンリゾートのようなラグジュアリー感のあるスタイル
アジアンリゾートはタイル使いもかわいい
・カラーパレット
ダークブラウン×白 深いグリーン、ブルー、
・素材レシピ
ラタン、アタ、バスケット、真鍮、透けた白い布、ジェンガラ、水
【Jenggala/ジェンガラ】ウッドハンドルポットL/グリーン
・おすすめの植栽木:ブーゲンビリア、アレカヤシ、ドラセナ、プルメリア等、葉や花に色のあるもの
草花:睡蓮、マダガスカルジャスミン、等
・おすすめの本
バリの屋内と屋外が繋がっているインテリアが参考になります。色合い等も取り入れやすく、また亜熱帯化した日本で育てやすい植物の寄せ植えが参考になります。
次ページに、記事内アイテムの紹介とショップ情報をまとめておきます。