北海道の観光・旅行/北海道の観光スポット

札幌から日帰りドライブで行く露天風呂

シリーズ北海道の温泉。今回は札幌から日帰りのドライブで行くことができ、お手軽にその魅力を満喫できる露天風呂を紹介します。

大谷 修一

執筆者:大谷 修一

北海道ガイド

日帰り入浴で露天風呂を楽しむ

温泉天国と言われる北海道。原生林の中の露天風呂や湖水が入り込む温泉、また雄大な日本海を眺めながら入る露天風呂などなど、大自然に囲まれた北海道ならではの魅力的な温泉がたくさんあります。

シリーズ北海道の温泉。今回は札幌から日帰りのドライブで行くことができ、お手軽にその魅力を満喫できる露天風呂を紹介しましょう。

湖畔の宿 洞爺かわなみ (壮瞥町)

北海道の一大観光地であるとともに、日本百名湯の地にも選ばれている洞爺湖。ここの温泉街の中心ゾーンである観光汽船発着場付近には、団体バスが頻繁に訪れる大規模なホテルや豪華なリゾートスパが軒を連ねていますが、そこから湖畔沿いに数キロ南下するとその雰囲気は一転。ひなびた隠れ家的温泉宿が集まる奥洞爺温泉郷に到着します。この一角にあるお勧めの温泉が、「洞爺かわなみ」の露天風呂です。

北海道の名物温泉教授・松田忠徳氏をして「洞爺の極上湯」と言わしめたこちらの温泉、もちろんろ過循環と一切の加水を行わない「100%の源泉掛け流し」。洞爺湖周辺ではここだけという無色透明で柔らかい泉質はお肌にも優しく、女性にも評判です。

絶え間なく浴槽に注がれるお湯は泉源からの配管が短い為、当宿のオーナーによれば「常に湧きたてのフレッシュなお湯が楽しんでいただけるのが自慢」とのこと。
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湧きたてのフレッシュなお湯が自慢の露天風呂

筆者がこちらを取材で訪れたのは、秋も紅葉の盛りの頃。平日の早い時間帯ということもあって、私一人の貸切状態でした。露天風呂の脇を彩る銀杏を眺めながら、こんこんとお湯があふれ出る大きな岩作りの浴槽を独り占めするという、この贅沢な一時……。

和風庭園の雰囲気にはまったくそぐわないシャンソンの「枯葉」を口ずさみながら、心往くまで「秋の温泉旅情」を堪能させていただいた次第です。
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枯れ葉散る秋の庭園露天風呂

泉質   ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉
日帰り入浴料金  600円 
(休前日は16:00終了、詳細入浴時間はホテルに確認)
住所   壮瞥町洞爺湖温泉53
電話   0142-75-27150142-75-2715
ホームページ  http://www.kawanami.jp/hotsprings.html

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