途中からは、彼女にも企画に参加してもらう
非日常空間で過ごすと、愛情も深まるかも
20代後半の販売員の女性は「旅行の計画を立てる時は、最初に行先やお店を2~3案に絞ってもらえると嬉しい」と言います。「選択肢が多すぎると迷って決められなかったり、『彼は乗り気じゃないのかな?』と不安になったりするので…。今の彼は、私が優柔不断なのを知っていて選択肢を3つくらいにしてから選ばせてくれるので、一緒に計画を考えていてもすごく楽しいです」。
たくさんの中から選ぶのは大変、でも、参加した感はほしいということですね。ただのワガママに聞こえるかもしれませんが、彼女の機嫌が良いかどうかは旅行前の大事なポイント。さりげなく自分の興味のあるスポットなども盛り込みつつ、無理のない形で選択肢を絞って提案してみましょう。準備の段階から「私のことをわかってくれている」、「頼れる」と感じてもらえると、旅行中も良いムードで過ごせるはずですよ。
旅の具体的なイメージをしっかり共有
彼女を喜ばせたい、かっこいいところを見せたいと思うと、ついプランの良いところばかりを説明してしまいがちですが、旅行中は何が起こるかわかりません。もしもの時の対策もしっかり考えて、事前に彼女と共有しておきましょう。彼が旅のしおりを作ってきて驚いたという30代の女性は「雨の時は何をするとか細かく書いてあって『子どもじゃないんだから…』とあきれましたが、旅行先はまさかの悪天候! 楽しみにしていた花火が中止になった時にサッと宿の近くの素敵なレストランを予約してくれて、その段取り力にほれぼれしたことがあります」と教えてくれました。しおりを作るかどうかはともかく、代替案を考えておくのは大切です。彼女にも事前に伝えておけば、当日急に予定が変更になっても柔軟に受け止めてもらえると思います。
彼女が喜ぶプランを考えるのは、二人で過ごす時間をより充実したものにするため。一方的に尽くす、無理をするということではなく、楽しみながら一緒にプランを組み立てていけたら素敵ですね。