レンズ交換で広がる『V3』の世界
それでは実際に3本の交換レンズを使ってみましょう。まず電動標準ズームの10-30mmです。パンケーキレンズに迫る薄さで広角27mmから中望遠81mmをカバーします。路地にいた猫をチルト式液晶を使って、猫目線までローアングルで撮影しました。そのままズームアップするとヒゲや毛並みまでハッキリ分かりますね。開放絞り値は明るくありませんが、81mmを使えば花を撮影して背景をボカせます。32mmは明るいレンズなので絞り開放で威力を発揮します。ポートレートに最適な単焦点レンズです。6.7-13mmは狭くてひきのない場所でも使えます。またパースペクティブ(遠近感)が強調されるのでローアングルで撮ると小顔になります。
1秒20枚の高速連写機能を使えば、AFでピントを合わせつつ、ジャンプの決定的瞬間が撮れる
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路地にいた猫を10-30mmでキャッチ。地面が傾いて見えるのは坂道だから。猫目線では道路がやけに広く感じる
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30mmまでズームアップして、さらに猫に接近する。ローアングルならではの迫力ある写真が撮れた