散歩/グルメ・行列・銭湯の散歩ルート

「中華料理屋さんのオムライス」を食べ歩いてみた(5ページ目)

町ナカの大衆的な中華料理屋さんのメニューには、なぜかオムライスがあったりする。そんな中華なオムライスを食べ歩いてみた。

増田 剛己

執筆者:増田 剛己

散歩ガイド

東新宿「天壇」の独特なオムライス

そして、5月9日のこと。散歩の途中、空がいきなり暗くなり、雷が鳴る。そして、パラパラと雨がふってきた。と、目の前に中華料理屋さんが。お昼がまだだったんで、こりゃちょうどいいやと雨宿りをかねて入店。

看板には広東料理とあった

天壇 東京都新宿区新宿6-11-10

メニューを見ると、あるじゃないのオムライス。ご飯類の一番上に。

これは期待できそう!

ご飯類の最初に出ているオムライス

一瞬迷ったけれど、ここはオムライスでしょ。ってことで、10分ほどででてきたこのオムライス。ルックスもなんとなく独特。

かなりの量だ

天壇のオムライス 750円

けっこう量が多い。中華スープもついているのだけれど、こちらもけっこう大きな器に入っている。ひとくち食べると、おやってかんじ。ご飯がベッチョリしているのだ。卵の下はケチャップライスではなく、独特な味付け。上にかかったケチャップを合わせると、なるほどほんのりケチャップライスになる。しかも、豚肉、しめじなどいろいろな具が入っている。最初はおやってかんじがしたが、これはこれでありか。どことなくリゾットかおじやのようなかんじで最後まで熱々で食べられる。また食べたくなる不思議な味だった。にしてもけっこうな量で食べるのに時間がかかる。で、外はザーッと雨が降ったあと、それまでの雨が嘘のように晴れ上がっていた。

さて、今回5皿のオムライスを食べたけれど、味が好きなのは早稲田軒かな。でも、値段的なことを加味すれば、メルシーがよかった。というわけで、中華料理屋のオムライス巡りは一件落着。でも、ここで番外編をもうひとつご紹介しよう。

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