1,000万円を超える工事を大手リフォーム会社に依頼
築25年の木造住宅に住む70歳のAさんは、外壁塗装、屋根の葺き替え、水まわりや内装のリフォームなどを、リフォーム会社に依頼しました。大手なので少し割高かもしれないと思いましたが、担当の人も親切で、プランも工事内容も満足のいくリフォームとなりました。完成後、窓ガラスを切られて空き巣の被害に
侵入方法は、ガラスを切り取ってサッシの鍵を開けるという、空き巣に多い手口だった。
Aさんはすぐに警察に通報、現場検証が終わってすぐ、先日工事を行ったリフォーム会社に、ガラスの修理とサッシに鍵を増やしてくれるよう連絡をしました。
いつになるかわかりません
こちらからリフォーム会社に何回電話しても、いつになるかわかりませんとの返事が。
鍵に関してはその後何の連絡も無く、Aさんが何回電話しても、「空き巣が多くて鍵屋さんが混み合っているので、いつになるかわかりません」との答えしか返ってきませんでした。
1ヶ所30,000円×15ヶ所の費用が掛かります
あんなに親切だった担当者が、家に訪れることは1度もなかった。
これでは役に立たない、ちゃんとしたものを家中のサッシに取り付けて欲しいと電話すると、「では入荷したら連絡します」との返答。しかしその後、何回電話してもいつになるかわからない、他のお客様にも何か月も待ってもらっている、もし急ぐなら特別なカギを付けるので1ヶ所30,000円×15ヶ所分の費用が掛かると言われました。その間、担当者は1度も家に訪れることはありませんでした。
近所の鍵屋さんで全部で20,000円で工事、次は他でやる
高齢のAさんは怖くて眠れず、鍵の救急専門店に電話をした。
Aさんは、「大きな工事の時はとても親切だったんですが、小さいといきなり不親切になったようで。儲からないから当たり前なんでしょうけれど、次は他でやろうと思っています」と残念そうに言っていました。
次のページでは、Aさんが経験した出来事の、どこに問題があったのか?透けて見える良心的とは言えないリフォーム会社の姿とは?更に多様化するリフォーム会社選びについてお話します。