独立したきっかけは…
セミナー講師風景
独立のきっかけは、投資の勉強を始めたことです。会社員時代は株式上場準備や上場企業のIR(投資家向け広報)に携わっていました。
仕事上、株式市場の知識が必要だったので、自分でも運用を始めました。株式市場に対する理解が深まる一方で、投資以前に大切なお金の知識が数多くあることに気が付いていきました。そこで、自分と同じような会社員にファイナンシャル・プランニングを伝えようと思い、独立を意識するようになりました。
とはいえ、独立当初は会社員に特化した仕事があったわけではなく、FP同士のネットワークや会社員時代の知人などを通じて徐々に仕事を増やしていきました。その出会いの中から住宅ローンの本を共著で執筆することもできました。
現在はHPやブログなどを通じて個別相談を受けるほか、セミナーや執筆活動などを行っています。最近は企業の労働組合向けのセミナー活動などに携わるようになり、独立当初に考えていた会社員向けのファイナンシャル・プランニングのサポートができると積極的に取り組んでいます。
会社員はお金に関する色々なことを会社が代行してくれるため、知識がない場合が少なくありません。その場のアドバイスで終わるのではなく、その後の資産形成・人生設計を自身で判断できるようになっていただくことを心がけています。
FP平澤朋樹さんの一日に迫る
さて、平澤朋樹さんの普段の一日における仕事内容をお聞きしたところ、下記のようなスケジュールとのこと。午前8時 自宅にて執筆記事の作成
午前10時 お客様面談(資産運用、保険見直し相談)
午後13時 企業の労働組合訪問
午後18時 お客様のファイナンシャル・プランニング作成
午後20時 ブログ記事の作成
午後21時 セミナーレジュメ作成
今回の取材を通じて分かったこと
平澤さんは今後も個人の相談業務や執筆、セミナーに力を入れていきたいということ。そして将来的には企業向けの講演や中小企業経営者に対する相談も行っていく予定とのことです。いやはや、2012年に独立したばかりでまだ2年経っていないぐらいにもかかわらず、これだけご活躍とはすばらしいことです。
次回も様々な切り口からFPのお仕事をご紹介していきます。