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シニフィアン シニフィエ(池尻大橋)

パン好きの間では、もはや知らぬものはいないであろうブーランジェリー、シニフィアン シニフィエ。そこで曜日限定で作られるチーズケーキは、東京で3本の指に入るおいしさです。

執筆者:来栖 けい

東京で3本の指に入るチーズケーキ

シニフィアン・シニフィエ

シニフィアン・シニフィエ


パン好きの間では、もはや知らぬものはいないであろうお店です。ハード系からヴィエノワズリに至る商品すべてが、これほど高水準なブーランジェリーは極めて稀。粉のポテンシャルが最大限に引き出され、圧倒的な存在感を保ちつつも、食事に合わせやすい仕上がりとなっている点が実に素晴らしいですね。

特筆すべきパンはたくさんあるのですが、今回は1年ほど前に初めて食し、ただただ圧倒されてしまったパン以外の商品をご紹介しようと思います。それが、週に1度だけ販売される(基本的には要予約)“ガトー・フロマージュ”。フランスのMOF熟成士「エルベ モンス」氏のチーズ(パルミジャーノ・レッジャーノ)をふんだんに使用したベイクドタイプのチーズケーキです。

終始鼻腔をくすぐるパルミジャーノの香りがとにかく秀逸で、クセになる味わい。アパレイユの甘さ自体はそれほど強くなく、ボディあるチーズの持ち味を前面に押し出した仕上がりながらも、クリームチーズやサワークリームの清らかな酸味のおかげで、後口に残る余韻が実にキレイなのです。決め手となるのが、土台のタルト。甘みを抑えたサクッとしたタイプで、瞬発力のある味わいではないのですが、噛み締めるほどにナチュラルな粉の旨みがじわじわと台頭してきます。形上、タルトはアパレイユを支える役目を果たしているが、味わいの面でもアパレイユの風味をしっかりと支えてくれているわけです。タルトあってのアパレイユ。それが非常によく伝わってくる一品ですね。東京云々ではなく、全国3指に入るチーズケーキ!

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※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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