レクサスNXの魅力とは?
北京モーターショーで市販モデルが披露されたレクサスNXは、レクサス初の2.0Lターボエンジンの搭載が目を引く。水冷式エキゾーストマニホールド一体シリンダーヘッドとツインスクロールターボチャージャーを世界で初めて採用したほか、ターボ用直噴技術「D-4ST」や可変角を拡大した連続可変バルブタイミング機構「VVT-iW」などの新しい技術が投入されている。
また、組み合わせるトランスミッションも6速ATを新規開発。走行状態に応じて必要なエンジントルクを算出する駆動力オンデマンド式の新制御ロジックを採用しているという。
これにより、ターボエンジンのトルクを最大限に活かし、アクセル操作に対する優れたレスポンスを実現し、爽快な加速感と低燃費を両立しているというから燃費も走りも期待大だ。
もちろん、ハイブリッドも設定されていて、ハイブリッドは2.5Lのエンジンに高トルクモーターの組み合わせ。乗り心地と操縦安定性を高めるため、ばね上制振制御を採用し、駆動用モーターのトルクをきめ細かく制御することで、ピッチングを抑制しているというから、乗り味の面でも兄貴分のレクサスRXを凌いでほしいものだ。
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