次期デミオはデザインも走りも燃費にも期待
今秋にも登場が予想される次期デミオ。ジュネーブモーターショーでコンセプトカーの「跳(HAZUMI)」が披露され、躍動感のあるデザインが注目されている。しかし、いまの日本にはない1.5Lのディーゼルエンジンも噂どおり投入されて、当面ガソリン高が続けば、低価格帯のコンパクトカーだけに、従来のクルマ好きだけでなく、一般へのディーゼルへの注目度を一気に高めるはず。
もちろん魅力はディーゼルだけでなく、アテンザよりも軽いアクセラでその走りの爽快ぶりを見せつけているだけに、アクセラよりも軽い次期デミオには、国産コンパクトカーの走りの基準を引き上げてもらいたいもの。
国産コンパクトカーは、燃費さえ良ければ「価格が安くて、作りも走りも安っぽくていい」という「デフレカー」のような状況になってしまっている。欧州勢のBセグメントは、ルノー・ルーテシアもフォード・フィエスタも、モデル末期のフォルクスワーゲン・ポロでさえも「デザイン」も「質感」も「走り」もより高い次元にあるだけに、デミオへの期待は半端ではない。
次ページは、スバルWRX STIについて