犬たちが自然の中で駆け回れるように田舎に引越した都会人、犬を相棒に旅をしたいためにキャンピングカーを購入したアウトドアマン、犬をこれからの人生の友として選んだシニア夫婦など、犬と人間が出会った時そこには人生の新しい驚きと喜びが発見できます。今回は「犬と一緒の田舎暮らし」です。

雑種にするか?純粋種にするか?

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流行や容姿のみで判断せずに、その犬の作業意欲や特性が、自分ライフスタイル(田舎暮らしですね)に合っているかをじっくり検討すること。

犬たち一匹一匹に個性があり、違った性格を持っています。その素質や性格を理解してやり、愛情たっぷりにそれぞれの良さを伸ばしてあげることが大切です。

雑種犬

雑種ならではの優れたところがあります。一般的に病気に対する抵抗力が強く、性格は偏りがなく安定したものが多いといわれています。おまけに、成犬になっても大きさもほどほどで飼いやすい。昔からもっとも身近な犬として愛されてきた雑種犬。

ゴールデン・レトリバー
飼い主以外の人間とも協調できる性格。とにかく人間が大好きで、いつでも一緒にいることを望みます。鳥猟犬として特に水中運搬を得意としますが、現代では家庭犬、盲導犬としても活躍していますね。散歩などで、しっかりコントロールできる体力のある人向き。

ジャーマン・シェパード・ドック
精悍な風貌に狼の面影を色濃く残しています。飼い主には従順ですが、反面攻撃的な性質が強い点で警察犬として活躍しています。日常は温厚で親しみやすく、家庭犬としても人気があります。作業犬として絶大な信頼を誇る犬種で知能も高く、訓練に対しては優れた能力を発揮します。仔犬の頃から徹底したしつけができる人向き。

柴犬
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とても勇敢で好奇心旺盛。飼い主には忠実な一方警戒心が非常に強いので、しっかりと訓練すれば立派な番犬になります。

農耕社会の日本で縁の下や土間をねぐらに放し飼いにされてきたので、最低限の付合いをしてあげれば人間の邪魔をすることはありません。一対一の付き合いで「犬」格を認めながら付き合いをしたい人向き。

ボーダー・コリー
粘り強く、重労働にも耐える牧羊犬。運動能力が高く、フリスビー犬として有名ですね。性格は大変従順で注意深く責任感が強い犬で、家庭犬としても向いています。繋ぎっぱなしは厳禁。広い田舎の草原がよく似合います。毎日の運動にたっぷりと時間がとれる人向き。

他にも、スマートで力強さと優美さを兼備したドーベルマン、がっしりとしたスクエアな体型が頼もしい超大型のセント・バーナード、人なつっこいシニア向けの優等生プードル等々が、田舎暮らしの相棒として控えています。

人と犬は最も古くから付合ってきた最良の友達同士。人間のために様々な役割りを果たしながら、その性格と姿はまさしく愛すべき存在です。「犬と暮らそう!」と決めた時から、飼い主としてパートナーとしてその生涯を幸せにする責任を自覚しましょう。

犬を飼ってはいけない人

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ある獣医さんによると、動物を飼う人間の最低必要な条件として次のようにあげています。

「その動物を一生面倒見られる体力・スペース・時間・経済力・テクニック・健康状態・寿命・人間として資格を持っているか」。また、犬に関しては「観賞用の動物ではなく、心と心の触れ合いを楽しむべき相手であり、人間の心に栄養を与える存在」として付合わなければならないと。

なかなか厳しい条件ですが、犬と暮らす楽しさを味わうには、生きものを世話する覚悟も重要だということではないでしょうか。

保護された犬を救助する・ボランティアで育てる

昔は、犬を飼うことはどこかで拾ってきたり、誰かから貰ってきたりするのが普通でした。

世の中は空前のペットブーム。大部分の人が犬を飼うのはペットショップだと考えているのではないでしょうか。確かにガラスケースの中から見つめられると、心構えなしに連れて帰りたくなってしまいます。

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本当に犬を愛している人にとって、雑種、純血種といった差別はないはずです。どちらも家族として愛情をかければ、素晴らしいパートナーとなります。

保健所、動物愛護・救済の諸団体などでの里親になる
ペットブームの陰で、無責任な飼い主のために毎年何万匹もの犬が捨てられています。犬を求めるのは、シェルターで保護された犬。これなら財布も傷まないし、結果的に犬の命を救うことができます。
■ペットの里親情報>>地方自治体による動物愛護・保護活動リンク集

パピーウォーカーになる
将来盲導犬としての訓練を受ける仔犬を、生後2ヵ月から約1年間預かるボランティアです。愛情を持った人と生活を共にすることで、人間に愛される喜びを覚え人間社会の習慣や規則を身につけることができます。
■パピーウォーカーの情報>>(財)日本盲導犬協会

さて、どんな犬と一緒に暮らしますか? どこかに、きっとあなたの家族になりたい友達犬がいるはずです。
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