昭和天皇御在位50年記念100円白銅貨の価値は?

御在位50年

昭和天皇御在位50年を記念してつくられた

昭和天皇御在位50年記念100円白銅貨は、1976年(昭和51年)に昭和天皇の在位50年を記念して発行されました。

発行枚数は70,000,000枚とこれまでに発行された我が国の記念貨幣の中でも多い部類に入るため、貨幣商やインターネット販売では未使用品で200円~400円前後で販売されているケースが大半です。記念硬貨の中では入手が容易なものといってよいでしょう。

直径は30ミリ、品位は銅750対ニッケル250、量目は12gとなっています。大きさとしては、札幌冬季オリンピック記念100円白銅貨と同じであり、我が国の100円記念硬貨はこれ以降発行されておりません。図案は、表面には二重橋と皇居を、裏面には菊の御紋章と左右に鳳凰がデザインされています。

発行枚数が多いこともあり、また二重橋のデザインも美しいこともあり、収集家でなくとも保有される方は多いのではないでしょうか。手に入りやすいこともあり、残念ながら今後大きく価値が上がることは見込みにくいといえます。場合によってはかなり安く入手できるため、沖縄海洋博覧会記念100円白銅貨と同様、記念硬貨を収集する第一歩としては踏み出すにはよいかもしれません。

皇居でお散歩しながら記念硬貨のデザインと実際の風景を比べてみるのもよし

今年は、現天皇陛下80歳の傘寿を迎えられたことを記念して、皇居において、桜並木が美しい「乾通り」の初の一般公開が行われました。2014年4月4日から4月8日までの限定公開だったわけですが、5日間で38万人以上が訪れるなど、大変多くの方が皇居の桜を楽しむ結果となりました。

何を隠そう、筆者も訪れたその1人です。実は混雑の中、乾通りにたどり着くまでに、この昭和天皇御在位50年記念100円白銅貨にデザインされている「二重橋」を見ることができ、記念硬貨の風景と見比べながら実際の風景を楽しんでおりました。

桜を見に行くのももちろん良いですが、こうした記念硬貨の風景と同じ場所も見れること、もっといえば、歴史を回想しながら現地を訪れることは、さらに楽しみを倍増させるといってよいでしょう。

普段でも皇居の二重橋を見ることは可能です。また、2014年11月下旬から12月上旬の土曜日及び日曜日を含む5日間において、秋季皇居乾通り一般公開が行われます(予約の必要はありません)。その頃には紅葉が美しいことでしょう。その他、皇居一般参観も行われています。是非一度、記念硬貨の風景を浮かべながら、実際の景色と皇居お散歩めぐりを楽しまれてはいかがでしょうか。
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