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美白肌になるには?紫外線シーズンの正解スキンケア(4ページ目)

シミ、くすみ、ニキビ跡など年齢を重ねるごとに忍び寄る黒い“影”。意外と勘違いしがちな紫外線対策、美白肌のためのスキンケア、そして美白化粧品選びに対する正しい基礎知識を、美容のプロが解説します。

執筆者:All About 編集部

Q 頬に1センチ大のシミが! これって良く聞く肝斑ですよね?

A 左右対称にできていないなら、
老人性色素班の可能性大!

肝斑と間違えやすい、老人性色素班
シミのある部分が左右対称でない場合、もっとも多いのが「老人性色素班」です。これは紫外線が原因で、頬骨の高いところやコメカミにできやすいのが特徴。数ミリ~数10ミリほどの大きさの平坦で丸い色素斑であることが多いです。年月が経つ毎に、段々と色が濃くなっていきます。

「肝斑」は、頬骨や鼻の下、額などに左右対称に出る濃淡の均一なシミです。モヤモヤとしていて、境界がはっきりせず色が薄いのが特徴。30~40代の女性によく見られ、閉経とともに消えるので、女性ホルモンが関係していると言われています。また、妊娠中やピルの服用中にも出現しやすくなります。

シミを見極めて適切なお手入れを
どちらのシミにも皮膚のターンオーバーを促すような施術は効果的ですし、ビタミンCやハイドロキノンなどの美白剤も有効的です。ただ、トラネキサム酸は肝斑のみに効果が認められています。どちらのシミか自己判断できない場合は皮膚科医に相談してください。

教えてくれたのは……

ビューティコーチ・皮膚科医 友利新さん

皮膚科・内科医。都内2か所のクリニックに勤務する傍ら、TVや雑誌、講演会への出演など多忙な日々を送る。「2004年第36回準ミス日本」という経歴をもち、美人医師の代名詞的存在。最近は、健康と美肌を育むジュース開発にも力を注ぎ、著書も発表。内外美容の大切さを提唱している。

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