レディースファッション/ファッションスナップ

「エロスシック」な着こなしで目指せ!エイジレス女性(2ページ目)

59歳になってもファッショニスタとして尊敬を集めるフランス版『VOGUE』元名物編集長の「エロティックシック」な着こなしにフィーチャー。彼女がタイトスカート、シャツ、ピンヒールなどを、頼れる味方アイテムと位置付けているように、大人の女性に大切なのは、自分をきれいに見せるコーディネートの軸を固めることだという鉄則を、語りかけてきます。

宮田 理江

執筆者:宮田 理江

レディースファッションガイド

カリーヌ・スタイル「シャツ」

(c)2013 BLACK DYNAMITE FILMS, TARKOVSPOP

(c)2013 BLACK DYNAMITE FILMS, TARKOVSPOP

(c)2013 BLACK DYNAMITE FILMS, TARKOVSPOP

(c)2013 BLACK DYNAMITE FILMS, TARKOVSPOP

シャツの着こなしにはお手本がいっぱいです。フレンチシックがお得意なカリーヌ流シャツルックの見どころは、シャツのボタンの開け方や、ネックレスとのバランスです。ボタンを開けて胸元を露出し、気張りすぎないリラクシングを演出。広めのVゾーンには細いチェーンのゴールドのネックレスを2本重ねづけして、胸元に滑り込ませています。ジャケットを羽織っても、きっちり整えすぎないさじ加減に大人の余裕が感じられます。シャツやジャケットといった、シャープなイメージのアイテムをまといつつ、ヌケ感を添えることによって、かえっておしゃれ度が増すというところは参考になります。
(c)2013 BLACK DYNAMITE FILMS, TARKOVSPOP

(c)2013 BLACK DYNAMITE FILMS, TARKOVSPOP

注目のデニムonデニムも、カリーヌは難なく着こなしてみせます。ジーンズは濃い色を選んで、デニムシャツはもっと薄い色にすれば、腰から下のレッグラインが引き締まってみえます。デニムシャツの襟を立てたり、袖をひじ上までまくり上げたりといった小技も見逃せません。

仕事には決して妥協を許さないプロフェッショナルですが、1人の男性を30年間愛し続け、2人の子どもを育て上げたカリーヌ。映画の中では、初めての孫の誕生も微笑ましく記録されています。「家族とプライベートが何より大切」と断言する彼女の人生哲学は、おしゃれと自然体で向き合う着こなしにも表れています。仕事とプライベートのバランスを保ちつつ、世界的なファッションアイコンであるカリーヌ流のおしゃれは、肩の力が抜けたスタイルに人気が集まる今のモードを先取りしていたと言えそうです。

次のページでは、カリーヌのコートドレッシングスタイル!

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます