家族の育ちを支える「子育て支援」
身体と心をほぐすエクササイズ
「めおとワーク」とは、その名の通り夫婦2人で参加する講座で、1回の開催で10組程度の夫婦が参加します。ナラティブ・アプローチと呼ばれる語りによるコミュニケーション法などを組み込んだ、発達心理学の視点からとらえた独自プログラムとなっています。講座の一番初めには、ヨガやバランスボールを使ったエクササイズで体を動かす時間が組み込まれており、心身共にリフレッシュした状態でワークに取組みます。また、夫婦同士だけでなく、参加者同士でワイワイ意見交換し合うのが特徴的。
ワークを通して、今まで上手く伝えられなかった気持ちを言葉にすることの大切さに気付いたり、自分の考えを素直に伝えられるような支援をしてくれます。また、「うちの夫(妻)だけじゃなく、他の人も同じように考えているんだ」と気づくことで、男女の違いを客観的に捉えることが出来るという利点もあるのだそう。ワーク参加中はセンター内で託児が受けられるので、子どもを預けた経験がない方も安心して参加することができます。
ここでは埼玉県和光市の施設を取りあげましたが、子育て支援センターは全国各地に在り、地域の子育て支援拠点として様々な活動をしています。最寄りの子育て支援センターはどこか? どんなサービスが受けられるのか? などの情報は、自治体のホームページ等で探せます。上手く活用して子育てに役立てたいですね。