国立劇場の桜まつり
4月4日、天皇陛下の傘寿(80歳)を記念して坂下門から乾(いぬい)門までが一般に開放されるというニュースを見た。これは出かけてみるしかない。お昼すぎに半蔵門駅から歩き、国立劇場の桜を見てから皇居へ行こうと思った。紅枝垂桜(ベニシダレザクラ)が満開だった。今年(平成26年)の桜まつりは3月28日から4月6日まで。期間中は、ほうじ茶が振る舞われる。
国立劇場の桜には閑山(カンザン)が植わっている。この日はまだつぼみだったが、4月中旬に満開になり、4月下旬まで開花しているはずだ。
桜田門から皇居前広場に入り、坂下門を目指すが、着いてみると2時過ぎにも関わらず、通り抜けが締め切られてしまっていた。宮内庁のホームページには終了は4時で、3時までに入門すればいいとあったのだが、どういうことだろう。警備のおまわりさんによれば、今並んでいる最後尾の人がちょうど3時に入門できるということだそうだ。なので、その後ろにはもう並べない。
というわけで、多くの人たちが帰路についていた。ある人が、若いおまわりさんに「確実に入るにはいつ来ればいいの?」と聞いていた。その若いお巡りさんは「開門の前にきて並んでいただければ、まあ、確実とはいいませんが、入れると思います。8日までやってますから」と答えていた。