当たり前に売ってます
『特定保健用食品』とは、『からだの生理機能などに影響を与える保健機能成分(関与成分)を含み、血圧、血中コレステロールなどを正常に保つことを助けたり、おなかの調子を整えるのに役立つなどの特定の保健の用途のために利用される食品で、有効性、安全性、品質などの科学的根拠を示して、国の厳しい審査・評価のもとに、国の許可を受けた食品』(公益財団法人日本健康・栄養食品協会公式サイトより)と定義されています。実はこの制度、1991年7月『栄養改善法施行規則の一部を改正する省令』(厚生省令第41号)により導入された制度で、すでに20年以上経っているのですが、商品が普及したのは、ここ数年だと思います。
以前はドラッグストアや通販というルートが主で、コンビニやスーパーで販売されているものは少なかったのですが、缶コーヒーの発売により、コンビニでもトクホコーナーができるほど棚を賑わすようになりました。
そこで今回は、コンビニで普通に購入できる特定保健用食品飲料を紹介したいと思います。
ヘルシア緑茶・緑茶すっきり・五穀めぐみ茶(花王)
ヘルシア(花王)
どの品も茶カテキンを540mg含有しています。これらの品を1日1本飲用することにより、脂肪を消費しやすくなります。
この3品の大きな違いはカフェインの含有量です。緑茶は80mg、緑茶すっきりは60mg、五穀めぐみ茶は15mgです。カフェインが気になる人は、五穀めぐみ茶を選んだほうがよいでしょう。
カテキン烏龍茶・カテキン緑茶・カテキンジャスミン茶(伊藤園)
カテキン烏龍茶・緑茶・ジャスミン茶(伊藤園)
カテキン含有量197mgのうち、『ガレート型カテキン』を90%含有した茶飲料です。
ガレート型カテキンには、脂肪とコレステロール(特にLDL:悪玉コレステロール)の吸収を抑えるはたらきがあるそうです。