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体スッキリ!犬に与えられる春の食材ピックアップ7(2ページ目)

トッピングに、手作り犬ごはんにおすすめなのが旬の食材。春はデトックス(毒だし、排泄)におすすめの季節です。それぞれの食材の働きと、調理方法もお伝えします。

いちかわ あやこ

執筆者:いちかわ あやこ

犬ガイド


アスパラ

造血作用のある葉酸や、疲労回復効果のあるアスパラギン酸が豊富に含まれています。特に穂先には、毛細血管を強くして血圧を安定させる作用があるルチンが豊富。他にも、冷たいものを好み、胃腸が弱く戻してしまうことがあったり、口臭が気になるわんちゃんにオススメです。

茎の硬い部分は切り落とし、2~3分ぐらい湯通しして、一口大に切ってから与えるようにしましょう。小型犬の場合は、一度に沢山の量を与えられないので、1本丸々は難しいもの。今日は穂先を、次回は茎を、のようにお野菜全体をいただくように調整していくことがおすすめです。


ブロッコリー

ブロッコリー

茎は加熱すると甘味が出て食べやすくなります。

スルフォラファンという成分が、デトックスと抗酸化に作用するブロッコリー。茹ですぎてしまうと栄養素も一緒に流れ出てしまうので、茹で時間は2~3分までにとどめて、消化が心配であれば細かく刻んであげましょう。ビタミンCやカロテンなどは、蕾よりも茎に豊富に含まれます。茎の部分は硬いので、蕾よりも長めに加熱してから与えるようにしましょう。


 

パセリ

パセリは毒消しや口臭の緩和に役立ちます。ホルモンバランスを整える働きをもっているので、甲状腺や副腎などの機能が低下している場合に使われることもあります。

野菜売り場で買える生パセリだと苦味を好まないわんちゃんもいるので、その場合はスパイスコーナーで買えるドライパセリなどもお試しください。


みじん切りのコツ

みじん切りと言えば、細かい幅で切って、更に包丁でダンダンダン…が一般的ですが、叩いてしまうと栄養素や旨味までも流れ出てしまいます。ペースト状にしたい場合は別ですが、みじん切りは始めから欲しい大きさに合わせて切るようにしましょう。


薬ではありませんが、効果的な食材も

愛犬にピッタリの食材だからといって、1種類を与え続けないで、色々な食材をローテーションで選ぶようにしてください。現在、通院したり服薬している場合は、必ずかかりつけの動物病院に相談してから与えてください。量は体調や体質を観察しながら増減するようにしましょう。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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